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アンマンマラソン【JOCV Day88】

ヨルダンの首都アンマンでマラソン大会が開催された。申し込みから当日までをまとめておこうと思う。

■申し込み

申し込みはインターネットで行う。電話番号や住所などを入力するので少し怖いが、入力しないことには参加できない。参加費はヨルダンの在留邦人であれば15JD(約2,300円)。在留資格が無く旅行者として参加する場合100JD(約15,000円)に跳ね上がる。支払いはカードでできるが、後述するとおり、特設テントに当日前までに行けばキャッシュで支払える。レースだが、10キロ、ハーフマラソン、フルマラソンがある。当日の1週間前には子ども向けのレースがある。

■ゼッケンの受け取り

ゼッケンは大会前日までに特設テントで受け取る。当日受け取れるわけでは無い。参加費をキャッシュで支払う場合はここで行う。ゼッケンにはICタグがついており、タイムの計測の際に使われるので外してはいけない。ゼッケンのほか、記念のウェアや水筒、ナップザックなどももらえる。ハーフマラソンの参加者が受け取るゼッケンには、大会当日預ける荷物に付けるタグがついている。しかし、ゼッケンをウェアに取り付けるためのピンは入っていないので、自身で調達する必要がある。なぜかフルマラソンの参加者が受け取るゼッケンにはピンがついている。

■当日の集合とレース

当日の集合はアンマン市内の大きな公園だった。ハーフマラソンとフルマラソンの参加者は朝4時半に集合する。その後、公園からスタートポイントまでバスで移動した。ホームページには公園の南口に集合とあったが、実際は北口に集合だった。そして、公園に集合しなくても、スタートポイントに直接集合しても全く問題無かった。

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まだ日が昇っていない中、人が集まり始めていた。スタートポイントで荷物を預けられた。

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SAMSUNGがメインスポンサーだった。いたるところにSAMSUNGのロゴを見かけた。アンマンに住んで3ヶ月ほど経つが、SAMSUNGはじめ韓国メーカーの製品が非常に多い。

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スタート地点。ロックな音楽が大音量で流れていて辛かった。朝6時にハーフとフルの参加者がスタートした。1周約10キロのコースを、ハーフは2周、フルは4周した。沿道の応援はそこまで多くは無かった。特に日が昇ってからは閑散とし、レース参加者の距離も開き、孤独なレースとなった。そこへ警備や配給ボランティアが近道を勧めてきた。助けようとしているのか、単に早く帰りたいだけなのか。

■レース後

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ゴール地点にはボランティアを大人数配置し、ゴール時は盛り上がった。

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記念のメダル。20という数字は現在の国王が即位して20年の記念だということを現している。

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メダルの裏。観光名所があしらわれている。結果はホームページから閲覧でいる。驚いたことに、全参加者の記録が見ることができた。さらに驚いたことに、参加者の名前、国籍、生まれ年まで見ることができてしまった。

以上。レースそのものは楽しかったが、大会前後でつっこみどころの多い大会であった。

ヨルダンではアンマンマラソンのほか、死海、アカバ、ワディ・ラムで大会がある。こちらもどのようなレースになるのか楽しみだ。

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