見出し画像

司法試験受験生、お尻を手術する

こんにちは。ちょま林です。
早速になりますが、わたくし、お尻を手術してまいりました。こちらの病名、正確には、肛門周囲膿瘍&痔ろうなのですが、なんでも20代~30代の男性がよくなるようなものらしいのです。しかも、病因は、ストレスや生活習慣の乱れによる食事の不規則性、運動不足、座りすぎ、下痢等多岐にわたりまして、まさに司法試験受験生の多くがヒットしてしまうような病(やまい)……。
私は、専門医でもなんでもないので、予防策や治療法などは軽々に申せませんが、同じような悩みを抱えている人ないしこれから抱えるかもしれない人の一助になればということで記事を書きました。
(なお、以下、下の話や痛みに関する話が出てきますので、食事中の方、苦手な方はブラウザバックでお願いいたします!)

急な痛みから受診まで

司法試験も就活も終え、これまでのストレスフルな生活に終わりを告げた7月半ば、例年にない日照りと暑さをもろに感じながらバイトに繰り出しました。私のバイト先は、渋谷のとある坂の上にあるのですが(司法試験界隈では有名な坂ですね)、この坂を上っているときに自分のお尻に急に軽めの痛みというかしこりのような違和感を感じました。
とはいっても、軽めの違和感、そこでバイトに行かないなどという選択肢があるわけもなく、とぼとぼと坂を上り、バイト先に到着しました。
その後、基本的に座りながらのPC作業をするのが仕事の中心なのですが、椅子に座ると痛さが強まりました。しかも、何時間も座り続けると痛さが増すばかり‼

この時、私の頭の中には「もしかして、痔になっちゃったかな…。」という不安が渦巻いていました。痔になるような覚えはないけど、いきなりなるものだと聞いてはいましたし、座りっぱなしの生活を何年間も続けてきたのでこうなるのも致し方無いと思い、バイトの帰りに薬局で市販の痔用軟膏を買って帰りました。

家に帰って、痛い部分を触って確認してみると、肛門の後部が熱を持っているように若干腫れており、なんだが、いぼ痔でも切れ痔でもないようなと思いながら軟膏を塗ってその日は寝ました。

翌日は幸いなことに土曜日のためバイトもお休みで、一日ゆっくりできるなと思っていたのですが、相変わらず痛みは続き、夕方には昼寝から起き出すのも一苦労、椅子に座ろうとしたら激痛が走ってまともに座れない状態に……(正直、この時の痛みはしんどかった)。流石に、私も、これは単純な痔ではないだろうということでネットで情報を収集しつつ、既に病院は閉まっているので、翌日の日曜日に受診可能な肛門科を調べました。幸いなことに、いくつか日曜診療の病院がありましたので、その中でも口コミの良いところを受診することにしました。

ここで、閑話休題ではないですが、病院に行く際は、私は必ず専門医を受診するようにしています。たとえば、肛門系なら大腸肛門病学会という学会の専門医認定が下りている医師がいる病院を受診します。各種の病気には対応する形で何かしらの専門学会が存在し、そこの専門医認定をもらっているお医者さんがいるので、皆さんも病院に行かれる際には調べてから受診されることをおススメします。

受診~診断

なんとか、日曜日を迎えましたが、日曜日にはもう歩くのも辛いぐらいお尻(肛門)が痛みます。おぉ……これが、俗にいうお尻が爆発する一歩手前なのか…。なんで、私が、こんな目に(四谷〇院CM風)。なんて思うぐらいには、まだ多少の余裕もありつつ病院へ向かいました。
予約もなかったので、1時間は待つことになる覚悟でしたが、なんと運よく10分も待たずに見てもらえることに。この時にはピサの斜塔以上に斜めにしか椅子に座れなくなっています。

診察室に入り、上記の状態で椅子に座る私を見て、先生は察したのか、すぐに、ベットの上に膝を抱えて寝そべり、肛門を出すように指示を下しました。

そう、人様に肛門をジロジロとみられるのは人生初!バーでゲイにもみくちゃにされたときですら一切触れらなかった聖域、サンクチュアリである肛門を堂々と御開帳することになったのです。

しかし、私ももう大人。恥ずかしいなどと思う気持ちより早くこの痛みをなんとかしてほしいと思う気持ちが圧倒的に勝り、すぐにズルっとパンツまで下ろし先生に肛門を見せました。
すると、先生は、何の遠慮もなく腫れている部分をぎゅうぎゅうと押し、私に痛いかと確認を取り、タイムラグなく肛門にも指を入れて、内側から当該部分を押しました。
私の脳内は、肛門処女をなんの躊躇もなく失ったことと先生の指圧による激痛でぐちゃぐちゃ、全くの真っ白、いや、真っ黒状態でフリーズしました。
「もう、終わりですよ。」との先生の一言で、この状態からは解放され、後は内服薬か何かを出してもらいおしまいかなと思いました。

先生の下した診断は、「これは、肛門周囲膿瘍の典型的なやつですね。薬じゃ良くならないので、切っちゃいましょ。この後、お時間大丈夫ですが?お尻、切開しちゃいますね。



え、待って、この場でいきなり切るの!?切開!?メスでお尻ざっくり行っちゃうの!?
事態急転です…(次の記事に続きます)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?