#富山を召し上がれ ひょんなことからラーメン屋が写真を展示することになった。想いある展示写真の紹介(vol.3) 「サーモンピンクの夕陽と鱒寿司」
ひょんな事からラーメン屋の僕が「にいかわ信用金庫富山支店」(大和の目の前のとこ)で7月20日から8月31日まで(変更、延長になりました)写真を展示することになった。
テーマは「#富山を召し上がれ」。
なんでもなくも美しい富山の日常風景を、容器に入れたり、盛り付けたり貼ったりして「料理」として展示する。鱒の寿司から富山ブラック、大仏コロッケに鰤しゃぶなど富山を代表するグルメをイメージした。
新型コロナで大変な世の中だが、何か見た人の地域の飲食、観光、イベント業界へのアクションに繋がると嬉しい。
今回も展示作品の一つの紹介と、制作過程とか思いとかを書いていきたいと思う。
タイトル:サーモンピンクの夕陽と ますの寿司
夕陽に染まったサーモンピンクの雲を笹の葉に添え、富山を代表するグルメ「ますの寿司」表現した。笹の葉には殺菌、腐敗を防ぐ効果が期待できるためコロナ収束や美しい富山の保存の意も写真に込めた。
以下制作過程とか思いとか↓
普段いろんな景色や日常風景を見て、「あの雲、美味しそうだなあ。」とか「どんな味がするんだろう。」とか食べることばかり考えている。
角ばった無機物にはあんまり食欲は湧かないけど、もしかしたらパリパリとカレイの骨せんべいっぽくて美味しいかも知れない。
小矢部アウトレットの方。想像やイメージがどんどん膨らんじゃうのは富山の空が広いからかなあ。
最近は夕焼けするまで外でのんびりすることが減った気がする。コロナ以降、どこか「早くおうちに帰らなきゃ」と少し焦っている自分がいることに気づく。
滅多に見ることの無くなった夕焼け雲。パッと現れてすぐ無くなるのは桜みたいな儚さがあるなあとか、サーモンピンクといえばサクラマスも最近見かけないなあとか考える。季節性と特別感に思いを馳せる。
そんな写真を笹の葉で包んで、富山の代表グルメ「ますのすし」を表現した。最近いつ食べたっけ。
地元民の僕にはあんまり駅弁ってイメージはなくて、割と日常的なもの感がある。(コンビニにもいつもある。)それでもなんだか、お寿司というからか"特別感"のある不思議な食べ物。
「ますのすし」か「ますずし」かの議論もあるけど、富山の人なら「我が家はココ!」みたいな行きつけのお店もあるんじゃないかな。
探せば町中にも沢山ある鱒寿司屋さん。それを「ここの鱒寿司が美味しいのよ」と友人に贈ったり、いくつか食べ比べたりなんかするのも面白いよね。
ああまた食べたくなってきたますの寿司。コロナでずっと会えてない友達にも贈ろうかな。皆さんもぜひ、ますずしを召し上がらんまいけ。
「#富山を召し上がれ」
皆さんもぜひ、周りを見渡してみて欲しい。この展示の写真と同じように、何気ない日常の中にも素敵が溢れてる。コロナでまだまだ大変な状況が続きくけれど、見てくれた方の何か良きアクションに繋がると嬉しい。
次回もまた他作品紹介の予定。ぜひチェックを。
写真展示のお知らせ
「#富山を召し上がれ」
場所:にいかわ信用金庫 富山支店 ロビー
期間:7月20日〜8月31日(変更、延長となりました。)
料金:無料
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