ひとり静かにホテルのバーで心をクリアにする時間
静かに夜が更けた頃、ひとりでホテルのバーに行ってみた。理由はシンプル、疲れていたから。
「もう居酒屋はちょっと...静かで、濃いめのお酒が飲みたい!」って気分。これが大人の贅沢ってやつ?笑
バーに入った瞬間、高い天井とキラキラ反射する照明にうっとり。なんだか優雅な雰囲気で、久しぶりにこういうところに来たもんだからテンションが上がる。ソファに体をドーンと預けて、開放的な空間に自分を解放。日常の忙しさから解放された感じ、いいかも。
注文したのはドライマティーニ。これぞ大人!(2回目)
普段はカクテルなんて飲まないけど、こういう時は別。心の切り替えの儀式みたいなもの。今日は特に、この一杯で一日の疲れを流し去りたい気分。シェーカーのカシャカシャ音が遠くから聞こえてきて、しばらくすると、澄んだ液体にオリーブが沈んでる。なんだろう、このシンプルな美しさに思わずホッとする。
一口飲んでみると、冷たいアルコールが喉を滑り落ち、すぐに体中に広がっていく。おいしい!シャープでキリッとした辛口が、頭の中をクリアにしてくれる感じ。これぞ、リセットボタン。
一人で飲むカクテルって、気を遣わなくていいし、自分だけの贅沢な時間を味わえる。しかも周りには誰もいない。この静かな時間の中で、自分を少しずつ取り戻していくのがわかる。
たまに外をぼんやり眺めながら、心の中で小さな対話。「あぁ、今日もいろいろあったな」とか、「これからどうするかな」とか、そんなことを考えたりして。冷たいマティーニが、じわっと体の中まで浸透して、気づけば肩の力も抜けていく。
特に深いことを考えているわけじゃない。ただ、このひとときを味わう。それが今の私にはちょうどいいみたい。
グラスの中のマティーニが少しずつ減っていくのと同時に、私の中の疲れも、緊張もほぐれていく。普段はバタバタしてるけど、こうしてひとりで静かに過ごす夜が、私にとってのリセットボタンなのだとて改めて感じる。
飲み終わってグラスを置くと、スタッフがにっこり微笑んで「もう一杯いかがですか?」と聞いてくる。絶妙すぎるタイミング!
次は甘めのカクテルで。
こうして2杯のカクテルをゆっくり楽しんだ、ほんの少しの時間が、明日へ向かうためのエネルギーをくれる。ひとりバーで過ごす夜は、私にとって最高のリフレッシュタイムだなと、心から思ったのでありました。
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