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バルセロナ。今回はウエスカ戦。観ていきます。

メンバーから。

たまにしか観てない私からするとデ・ヨングが3バックの中央は意外性抜群。
ウエスカはメンバーは省きますがシステムは532。



※前半はざっくり攻撃と守備の狙いを確認。後半に変化があったら書き出します。

攻撃の狙い(ボールを運んでから得点まで)


・バルサは相手の2トップに対して3バックなのでそこの数的優位を活かしてしっかりとボールを保持。そこから相手の中盤脇のスペースを使ってファイナルサードまでボールを運ぶ。(相手が541にしてからは1トップ脇)そしてこの試合における得点を取る方法としては、

・大外とHS、2つのレーンを使ってのコンビネーションでの突破。
・メッシがワンツー等使いながら強引に中央を割る。
・相手の陣形が整う前に仕掛ける。
・相手が連携を取れていない部分を利用。

主にこれらの4つ。1得点目は上から3つ目、2得点目に関しては、上から4つ目が当てはまる。

1得点目
ミンゲサがスルーパスをカットした直後。陣形が整っていないのを利用して縦パス。最後はメッシの個人の能力でフィニッシュまで。

2得点目
ウエスカは4バック化したバルサのCBに対して2トップがプレッシャー。しかし、4対2なのでハマるはずもなく、ミンゲサがフリーでこれまたライン間でフリーのペドリへ。そして、フェレイロ(532の3の右の選手)がスライドをサボっていたので、中央に大きなスペースがあり、そこをグリーズマンが使った形。

守備の狙い(ハイプレス+リトリート)

・ハイプレスはマンツーマンで、中盤の数的不利をデ・ヨングが埋める形。ただ、体力面を考慮してなのか、リトリートが多め。状況を見てグリーズマンが降りて守備をするシーンも目立った。

極端に表すとこんな感じ。相手のポジショニングによって捕まえる人も変わってくる。(ハイプレス)

気になった点(前半)

・気になったのはブスケツとペドリがセカンドボールをあまり回収できないこと。こういう展開でボランチの選手が回収できないとカウンターで決められる可能性がグンと上がってしまいます。このメンバーで挑むのであれば攻→守の切り替えとロストする位置を改善するべきかもしれません。


前半はスコアだと2-1でリード。PKで1失点したものの、個人的には判定に疑問。実質無失点と捉えて後半も観ていきます。

後半の展開

・点が欲しいウエスカはプレッシングとカウンターでよりエネルギー、多くの人数を使うように。バルサの対応としては、

・ハイプレス→しつこくショートパスで繋ぎ、相手を諦めさせて撤退させる。
・カウンター→撤退して守りながら、引っくり返してのカウンターを狙う。

3点目のCK獲得までの流れと4点目に関してはカウンターから。相手の変化に対応しつつ、得点も増やした。


気になった点(後半)

・後半は何故かハイプレスの頻度を上げていた。しかし、疲労の影響でプレス回避されるシーンが多かった印象。個人的には前半くらいが丁度いいと思っていました。そのあたりはチームとしてしっかり調整して欲しいです。
前半にあったセカンドボール回収については後半は相手にボールが渡る前に回収するシーンが増えました。しかし、渡ってからの対応は物足りないと感じることが多く、そこは一つ改善点かもしれません。

感想

・メッシが相変わらずメッシで安心しました。あと一試合でシャビの記録を抜くそうです。バルサとしてはリーグ戦ではアトレティコを追いかける立場。カップ戦では決勝へ。なんだかんだタイトルが獲れそうな位置にいるのはクーマン監督の仕事っぷりは素晴らしいと思います。それでまた。

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