映画 すみっコぐらし 感想&興行収入予想

久々の映画感想&興行収入予想コーナーです。

今回は既に口コミで話題沸騰の

劇場版 すみっコぐらし

を記事にしたいと思います。

私の映画感想の特徴は売れるものは売れる！

売れないものは売れない！とズバッと言い切る所にあります。

またネタバレ全開の感想記事なので映画鑑賞前の方は読むことをお控えください。

鑑賞前の方は上記の予告編を見る事をオススメしません！笑

予告編を見ても全くこの映画の良い所は伝わって来ません。どう見ても大人が楽しめる映画には見えませんよね？

この映画は狙ったのか偶然なのかはわかりませんが大人が気持ちよくなれる力を持っています。

しかし、この予告編では大人は劇場に足を運ぼうとは思わないと思います。実に勿体ない予告編だと思います。

という事で映画感想&興行収入予想を始めます。

目次

①序盤が素晴らしい

②この映画に中盤はあるのだろうか？

③気づいたらクライマックス

④この映画を一言で表すと

⑤10点満点評価

⑥興行収入予想

①序盤が素晴らしい

序盤にすみっコぐらしのキャラクターの紹介が続きますが、

本当に可愛らしいです。

もう口から可愛いが飛び出でくるキャラクター紹介は映画の掴みとしては◎です。

キャラクターの特徴が今後の展開に生かされますが

このキャラクター紹介によってすみっコぐらしを全く知らない私でも展開について行くことが出来ました。

②この映画に中盤はあるのだろうか？

序盤と同じテンションでひたすらユルイ展開が続いて行きます。

すみっコぐらしのメンバーからはこれがしたい等の強い意志はあまり感じなく、

世の中の流れに身を任せて幸せに生きている彼らを微笑ましく眺める中盤でした。

ハラハラもドキドキもありません。

時の流れに身を任せてです。

③気づいたらクライマックス

子供向け映画という事で、先の展開も読めてしまうと思いがちですが舐めてかかってはいけません。

私は舐めて映画を見ていたので予想を裏切られました笑

裏切られた後に、このパターンじゃなければあのパターンになるだろうという展開は流石に読めてしまいますが、

一度予想を裏切る事でクライマックスに集中してしまう良い展開だったと思います。

もちろん気持ちの良いエンディングを迎えるのは子供向け映画の定番でしょう。

定番のハッピーエンドはやはり気持ちいい

④この映画を一言で表すと

この映画を一言で表すと

癒し

です。

とにかく癒される要素がてんこ盛りの

リラグゼーション映画だと感じました。

癒しの要素をいくつかに分けて紹介します。

ⅰ.キャラクターのデザインが可愛いので見ているだけで癒されます

ⅱ.仲間を大切にするキャラクター達を微笑ましく見る事ができます

ⅲ.映画の登場人物に悪役はいない安心安全仕様

ⅳ.上映時間が短い事で身体的な負担が少なく集中力も切れません。これ以上長い上映時間にするにはストーリも演出も物足りませんが、短い上映時間に適したユルフワで心温まるストーリーとなっています

ⅴ.ストーリーに頭のメモリを割く必要がない為、頭が全く疲れません。展開を簡単に理解しながら軽い気持ちで可愛いキャラクターを眺めることが出来ます

ⅵ.悪役は登場しない上にハッピーエンドで終わる為、心にモヤモヤは0。鑑賞後は心がスッキリします。

ⅶ.伏線の回収漏れもなく、演出の過不足も特に感じません。ストーリーの展開と演出上、考察の余地が低い為、脳みそで楽しむというよりもハートで感じながら、心が喜ぶ映画だと思います。

⑤10点満点評価（及第点は6点）

世界観8

爽快感5.5

ワクワク5.5

キャラクター7

ストーリー6

ギャグ7

テンポ6.5

ド派手さ5

映像の美しさ 6

音楽6.5

癒し8

気軽に見れる度7.5

見た後の満足感6.5

（10点満点評価の大体の意味合い）

10…史上最高レベルで文句なし

9…映画の魅力の核となる最高峰のレベル

8…非常にハイクオリティで映画の武器となるレベル

7…中々高いレベル、好印象なレベル

6…合格点レベル、映画を見ていて特に不快感を感じないレベル

5…クオリティが低いが我慢できるレベル

4…映画の印象に悪影響を与えるレベル

3…映画全体の印象に多大な悪影響を与えるレベル

2…これ一つで映画が全部台無しレベル

1…絶句

世界観が素晴らしい映画だと思いました。

終始、可愛いキャラクター達の可愛い世界観での小さな小さな大冒険

最後はしっかりハッピーエンド

可愛いらしいキャラクターならではのギャグも良かったと思います。

爆笑ではなく、ニヤっとしてしまうようなギャグが散りばめられており、飽きさせません。

流石にストーリー展開は子供向け映画の為シンプルですので飽きてきそうですが

上映時間が短い映画の為、飽きる前に上映が終わります！そこがこの映画のミソだと思います。

身体が疲れる前に上映が終わるので心だけ癒されます。

可愛い〜癒される〜ハッピーエンドで良かったを通常の映画の半分の体感時間で味わう事が出来る新しい映画かもしれません。

また、これだけこの映画が話題になっているのも

心が疲れている人達が多いからではないでしょう？

色々小難しい事は考えないで

黙ってこの映画を見て心を癒されて来なさいと言いたい映画です。

私はワクワクもドキドキもしませんでしたが鑑賞後に肩が軽くなった映画です。

HPではなくMPが回復する、

そんなヒーリング効果のある映画だと思います

 

⑥興行収入予想

さて興行収入予想ですが

非常に予想が難しいですね。

上映している映画館が少ないというのがネックです。

見たくても見れないという現象が起きてしまうかもしれません。

しかし、この映画は口コミは良いものに溢れると思います。

あんな可愛いキャラクター達が繰り広げる悪人のいない清らかな世界の映画に

どうして、酷評の口コミを書くことが出来るでしょうか？

面白い映画とは言えませんが、面白い映画よりも遥かに心を癒してくれた映画なのは間違いありません。

癒されるから見に行ってみなよというリアル口コミが広まっていくのは容易に想像できます。

という事で興行収入は10億円前後と大胆な強気予想します。

アニメ映画で興行収入10億を超えてくるのは実はあまりありません。（新海誠作品は興行収入化け物枠）

悲しい事に、すみっコぐらしを上映している映画館が僅か111館しかありません。

一方で話題作のターミネーターは298館もの映画館で上映されています。

この差を考えると、いかにすみっコぐらしがすみっコに追いやられた映画なのかわかると思います。

この小さい規模の上映では、すみっコぐらしが  10億円もの興行収入もあげるのは普通は難しかったと思いますが

時代は変わりました。

この映画には癒しという圧倒的な強みがあるので心が疲れたらすみっコぐらしという、リピート率の高さと口コミによるロングラン上映が期待できます。

11月22日公開の超大作

アナと雪の女王2を映画館で見に行く人達で溢れるのは容易に想像できます。話題もアナ雪まみれになるでしょう。

アナ雪公開までに映画の話題をすみっコぐらしが掻っ攫えば10億突破はあると思います。

この一週間が勝負の分かれ目だと思います。