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内定ブルーで行きたかった会社を蹴って、正反対の業界に就職した話①

「自分のしたい事とはなんだろうか?」と迷いに迷い、時には発狂してた就活生活。
その限界就活生の軌跡を綴ってみることとする。


0.プロローグ

私は限界大学生だった。授業の単位を取らないといけないし、所属していた学生団体関連も、バイトも、恋愛も全部両立頑張らないと!

「全て頑張るんだ!!」と松岡修造並みの覚悟を決めたつもりだったが、この時の私は何も知らずにいた。就活で病み、どんどん自分自身が「何者」であるか分からなくなることを。

1.何となく就活を始めるもオンライン面接で公開処刑

大学3年5月。
周りが「インターンの選考始まるからやらないと」という感じになった。

「行きたい業界・会社なんてわかんないよ」と思いつつも、根は真面目なのと、自分の不器用さは理解していた。

先手必勝!!我今出陣じゃああ
「早めにいろいろ知って、対策しておいた方がいいよね」というマインドで、就活アプリのダウンロードとセミナー、企業説明会に参加してみることにしてみた。

マイナビ、リクナビ、Onecareer、Offerbox、ビズリーチ、Matcherとか色々ダウンロード完了!!

スカウトアプリ経由で某コッカラッス社の説明会に行き、インターン参加のための集団面接を受けることになった。 

いきなり、本番話せるようになるわけがない。

人前で話すのが苦手だったため、場慣れのために面接を練習しなくては!?という使命感に燃え、初面接に挑戦することに。

そこで事件は起きた。

一次面接当日。
用意が完了し、Googlemeetを用いた集団オンライン面接の部屋に入ろうとした。

「入るの遅くて印象悪くなったらあかんから、面接5分前には入った方がいいよね~」という信念の下、meetのリンクを押して、いざ入室!!!!

この時、トイストーリーのバズの有名なセリフ、「無限の彼方へさあ行くぞ!」ぐらい勇ましい気持ちだった。

しかし、、「あれ?入れない??」

入れなかったので、リンクを押して再度入ろうと試みた。しかし、入れない。(後から気づいたが、ただ時間になっていなかったので面接官がいれていなかっただけだと。。)それにも気づかず、カチカチカチカチっとクリックを押し続けた。

面接時間になり、入室が許可された。
すると、何とことでしょう!!!

「私が画面上に2人いるではないか!?!?」

私は幻だと悟った。
「これは夢だ!これは夢だ!!」

でも、どう見ても現実で面接官1人、学生が3人+私×2人いる。ドッペルゲンガーだと信じたかった。

この時点で私の頭は真っ白になった。

「ナンデワタシニタイモイルンダ、、、!」

私が2人いる状態だったが、特に何も言及されることなく、面接官の指示を受け、面接スタート!

「〇〇大学の△△です」とよくある自己紹介をしていく。私の番は一番最後。

その中で、面接を受ける方が某T大生の方がいらっしゃったり。。みんな学歴ええやないか!?!?で圧を感じてしまった。

悪くはない大学には行ってたつもりだったが、「おらは底辺か、、」と就活カルチャーショックを受けた。(これが最初の就活の洗礼ですね)

やっと、私のターンが回って来た。
私も同様に挨拶!!!!

と、いきたいところだった。
「〇〇大学のなこです。よろしくお願いします」と簡単に自己紹介をしようと話した。

すると、「ハウハウハウハウハウハウ〜」

私は喋ることですら許されてないのか!?!?
話す人権は認めてくれ!!!言わんばかりに、私がバグで2人いたためMeetがハウリングした。

ハウリングしたことで、面接官の方も存在を抹消せねばということに気づいて、みんな見てる中、私第一号を抹消!!

やっと、自由に話せる権利を得た。
しかし、緊張と恥ずかしさから何も話せるわけがなかった。

何も記憶がないし、話した記憶がない。

もちろん、その面接には落ち、苦手意識だけが芽生えたのだった。

元から、面接に対して、「上手く話せるかな?」という不安があったが、面接トラウマになってしまった。

この件があり、「いずれやらないといけない」ことを把握しつつも、秋まで面接から逃げることになりましたとさ。。

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