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幸福度の節約術

幸福度という考え方

私は、自分が買う物に対して、幸福度というものを決めている。自分がその物を持つこと、買うことによって、どの程度幸せになれるか、という数値だ。
幸福度を設定し始めたのは最近の話だ。私は以前、机の上にいつでもあるというぐらいミンティアやフリスクといったタブレット菓子を買っていた。パソコン作業などをするお供として、よくつまんでいた。
そしてある時、いつも買い物をするお店に立寄る機会がなかったために、タブレット菓子が切れたことがあった。その時に私は気づいたのだ。「あ、別になくてもいいな。」と。机の上にいつでもあるから食べていただけで、それが無くなったところで私は何も不幸ではなかったし、あった方が幸福だとは思わなかったのだ。そう思った時、これから買い物をする時は、それを買うことによって自分が幸福になれるかどうかを基準にしようと考えた。自分が幸福になれたわけでもないのに、お金を使ってしまうことは無駄で、不幸なことだ。

幸福を追い求めることは不幸を避けることでは無い

この、幸福度基準の買い方をすることで、自然と出費を減らすことができた。しかし、そのやり方を続けてしばらくした後、新たな問題に気づいた。1ヶ月何も買い物をしなかった月があったのだ。私は不幸になる(=お金を無駄に使う)ことを嫌うあまり、物を買うこと自体を避けていたのだ。
そうして、自分は幸福を求めようとしていたのに、幸福ではなく不幸を重視してしまっていたことに気づいた。
今は自分が幸福になれるものを選別して買い物を出来るようになった。あなたはどうだろうか。自分で自分を散財気味だと思っている方は、その買ったもので実際に自分が幸福なれたかどうかを考えてみて欲しい。

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