見出し画像

食道がん日記#24 子宮筋腫

PET検査で光っていた子宮の検査をしたところ、子宮筋腫が見つかった。検査するといろいろ出てくるなぁ。

◆原発巣:胸部食道ステージⅣ
◆重複がん:下咽頭、頸部食道ステージⅠ
・抗がん剤1クール目【完】
・抗がん剤2クール目+放射線治療【完】
・抗がん剤3クール目+放射線治療【完】
・抗がん剤4クール目【完】
・内視鏡手術 咽頭【完】 ←今ここ
・内視鏡手術 食道

PET検査で子宮に集積(薬剤の集まり)があったことを受け、婦人科へ。経腟エコー検査を行なった。

検査開始からしばらくは医師の「あー問題ないですねー」が聞こえてきたのだが、終盤になって「あれ?」とか言い出す。すごいビビる。「ここの画像、撮り直し」とか言っている。絶対何かあったじゃん。

診察室に戻り、医師の説明を受ける。とても軽い感じに「子宮筋腫がありますね。PETで光った箇所と一致しています」と言われた。

お恥ずかしい限りなのだが、私は子宮筋腫について無知だった。PETで光ったものが腫瘍だった=がんという思考回路だったので、血の気が引くような思いで医師の説明を聞いていた。医師側は「子宮筋腫、わかるよね」のスタンスで説明していたので、私と医師とではかなりの温度差があった。

「おそらく良性だと思うけど念のためMRI検査しましょう」と言われ診察は終わった。診察室を出てから急いでスマホで検索。ほとんどが良性、ごくまれに悪性の場合もある、と出てくる。"30代女性の3人に1人、40代女性の2人に1人"と書いているサイトもある。そういうものなのか…と段々落ち着いてきた。

MRI検査結果が出るまで不安は残るけど、いったん考えないようにしようと思う。しかし、PETでは頚椎にも光っている箇所がありMRI検査待ちである。子宮の集積には筋腫があったのだから頚椎にも何かあるのでは?と考えてしまう。頚椎の方が心配になってきた。検査をすれば何かが見つかる。何にせよ早期発見はとても重要だけど、余計な不安も生んでいる気がしなくもない。

どの検査を受けても不安からの安堵または落胆、を繰り返している。もし何か見つかったら「見つけられてよかった」「早期発見でよかった」と思うべきなのだろうけど、すぐにはそう思えないよ。私はそんなポジティブ反射神経持ってない。何も見つからないに越したことはないのだ。

参考:子宮筋腫の症状や原因は?何センチで手術?


治療がんばります!