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チームラボ ボーダレス(麻布台ヒルズ)とチームラボ プラネッツ(豊洲)を徹底比較【楽天トラベル観光体験】

チームラボとは?

世界的にも名の知られるチームラボ(teamLab)ですが、チームラボを体感したことはありますか?

2018年に開館した東京・お台場の「森ビル デジタルアート ミュージアム: エプソン チームラボボーダレス(MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless)」は、開館1年で世界160以上の国と地域から約230万人が来館すほど人気の施設でした。これは、単独のアーティストの美術館としては世界最大規模の年間来館者数です。

2019年には、アメリカのThe Themed Entertainment Associationが主催する「第25回ティア・アワード(THEA Award)」にて、「優秀功績賞(THEA Awards For Outstanding Achievement)」を受賞!

また、TIME誌の「世界で最も素晴らしい場所 2019年度版(World's Greatest Places 2019)」にも選出されるほど、世界的に評価され、中国の上海だけでなく、ドイツのハンブルクやサウジアラビアのジッダにもオープン予定です。

お台場のエプソン チームラボボーダレスは2022年に閉館しましたが、港区・麻布台ヒルズに移転し、2024年2月9日に待望のオープンを果たしました。

この記事では、チームラボボーダレス(麻布台ヒルズ)の注目すべきアート作品やおすすめの服装、チケットの購入方法について詳しくご紹介します。また、チームラボプラネッツ(豊洲)との違いについても説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

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チームラボ《Floating in the Falling Universe of Flowers》©チームラボ

チームラボボーダレス【お台場から麻布台ヒルズへ】

チームラボボーダレスは、チームラボの境界のないアート群による「地図のないミュージアム」です。

アートは、他の作品との境界線がなく、部屋から出て移動し、時には混ざり合います。様々な作品群が境界なく1つの世界を創りだしています。

麻布台ヒルズのチームラボボーダレスでは、新たな作品も加わり、50以上の作品群が展示されています。複雑な立体空間に身体ごと没入し、五感を使ってアートを楽しめます。

チームラボボーダレス【作品紹介】

チームラボボーダレスはその名の通り、”境界のない” 作品群で創り出されたアート空間です。混ざり合う独特の世界の中でも注目の4つのエリアをご紹介します。

1. Borderless World

チームラボ《花と人、コントロールできないけれども共に生きる – A Whole Year per Hour》©チームラボ

「人々のための岩に憑依する滝」は、人の動きによって、水の流れが変化します。人々のふるまいだけでなく、他の作品の影響も受けながら変容し続けるので、その瞬間の光景は二度と見ることができません。

「花と人、コントロールできないけれども共に生きる」では、複数の季節が同時に存在し、ゆっくりと移り変わる空間に身を置くことができます。この作品は、記録された映像を再生しているのではなく、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けているのです。

「境界のない群蝶」は、人々がこの空間に入ることで、群蝶が生まれ、空間の中を舞います。こちらもリアルタイムで描かれ続ける作品です。

このように、毎回異なる光景を楽しめるのがチームラボボーダレスの魅力です。その他にもユニークな作品で溢れています。

2. Bubble Universe

チームラボ《Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境が生む光 - ワンストローク》©チームラボ

「Bubble Universe: 実体光、光のシャボン玉、ぷるんぷるんの光、環境が生む光 - ワンストローク」は、360度鏡張りの空間に、色が変化し続ける無数の光の球体で埋め尽くされています。

“光のシャボン玉”や“ぷるんぷるんの光"はそれぞれ点滅を繰り返すだけでなく、周囲の光り輝く景色も映し出しています。

ゆっくりと色を変え点滅する球体はとても幻想的で、没入感をたっぷり味わえる空間です。

3. Microcosmoses

奥行きさえも分からない空間「マイクロコスモス - ぷるんぷるんの光」では、無数のぷるんぷるんの光が走り続けています。レースの上をゆっくりと通り過ぎる球体には光が反射し続け、生命が宿っているかのような球体の動きを暫し眺めていたくなる世界です。

4. Light Sculpture

チームラボ《Light Vortex》©チームラボ

「ライトスカルプチャー」は、光の線の集合によって、巨大な光の立体物を創り出す作品です。《Light Vortex》など、外側へと流れ続ける光による彫刻はまるで感覚を失いそうな気分に陥ります。また、《覚醒》や《色彩球体》は鮮やかな色合いの宇宙に吸い込まれそうです。

★思いがけないココも要チェック!

チームラボ《人間はカメラのように世界を見ていない》©チームラボ

「人間はカメラのように世界を見ていない」
実はエントランスもアートのひとつなんです。
エントランス空間の指定の位置でカメラを見ると、「teamLab Borderless」の文字が空間に浮き上がります。同じ場所で、カメラを使わず肉眼で見ると、文字は浮き上がっていないのです。レンズと肉眼による空間認知の違いを感じられる不思議なスポットです。

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チームラボボーダレス【写真撮影のポイント】

既に麻布台のチームラボボーダレスも人気で、たくさんの人が詰めかけています。撮影ルールを守りながら、空間を満喫しましょう。

  • OK:写真や動画の撮影・SNSへの投稿

  • NG:一脚や三脚、自撮り棒の使用・フラッシュ撮影

チームラボボーダレス内では、どこもかしこも写真を撮りたくなってしまいますが、写真撮影のポイントをご紹介します。

  • プロジェクションマッピングの作品が多いので、シンプルな無地の服装の方が、より映像がキレイに映し出されます。

  • 鏡に自分の姿を反射させながら撮ると、より幻想的な写真が撮れます。

  • 壁と壁が重なる角を使った構図や、周囲の人が入り込まないような場所を探すと、より没入感溢れる写真に仕上がります。

チームラボボーダレス【おすすめの服装】

アート作品が広がり続けるチームラボボーダレスでは、とにかくグルグルと歩き回ってしまうので、履きなれた靴で、動きやすい服装がおすすめです。
※チームラボプラネッツのように靴を脱ぐ必要はありません。

カラフルな映像が映し出されるので、白や無地など、シンプルな柄の服装の方がきれいな写真を撮ることができます。

また、床が鏡張りになっている空間もあるので、洋服の中が見えてしまうスカートは避けた方が良いかもしれません。

チームラボボーダレス【営業時間】

  • 営業時間:10:00~21:00(最終入館は閉館の1時間前)

  • 休館日:第1・第3火曜日

※開館時間・休館日が変更になる場合がございます。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

チームラボボーダレス【チケット】

・大人(18歳以上):3,800円〜
・中学生・高校生(13~17歳):2,800円
・子ども(4~12歳):1,500円
・3歳以下:無料
・障がい者割引:1,900円〜

  • 事前日時指定予約制

  • 大人と障がい者割引につきましては変動価格制を導入しているので、日によって金額が異なります。それぞれの日程の価格をご確認の上、日時指定チケットをお買い求めください。

  • 現地でチケットご購入の場合、上記価格にプラス200円されます。

  • 訪日外国人観光客にも人気なので、1カ月先まで売り切れていることも多々あります。チケットは早めに事前購入することを強くおすすめします。

  • チケットは24時間いつでもネットで予約可能です。

  • チケット発券は不要なので、当日バウチャー画面をかざすだけで入館できます。

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チームラボボーダレス【所要時間】

滞在時間は約1.5〜3時間ぐらいです。

チケット購入時は入館時間を決める必要がありますが、館内の滞在時間は無制限なので、自由に過ごすことができます。

チームラボボーダレス【アクセス】

住所

〒106-0041
東京都港区麻布台1-2-4 麻布台ヒルズ ガーデンプラザB B1F
Googleマップはこちら

電車の場合

  • 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」5番出口 直結

  • 東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」2番出口 徒歩4分

車の場合

⾸都⾼速飯倉出⼝、霞ヶ関出⼝、渋⾕出⼝、芝公園出⼝から各10分、外苑出⼝から15分。

駐車場は麻布台ヒルズの中に4ヵ所あります(P1、P2、P5、P6)。
チームラボボーダレスは「P6」をご利用ください。

  • 時間:全日0:00~24:00

  • 料金:200円 / 15分 ※各種割引あり

チームラボ《呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset》©チームラボ

チームラボ ボーダレスとプラネッツの違い

東京にはチームラボの施設が2つあります。

どちらも没入感を味わえるアート空間施設ですが、場所も特徴も異なるので、チケットを購入の際はご注意ください。

友達や家族と半日楽しむなら、麻布台のチームラボボーダレス、短時間で恋人とデートしたいなら、チームラボプラネッツがおすすめです。

チームラボボーダレス(麻布台)

・正式名称:森ビル デジタルアート ミュージアム:エプソン チームラボボーダレス
・エリア:港区・麻布台
・最寄駅:神谷町(東京メトロ 日比谷線)
・コンセプト:地図のないミュージアム
・展示方法:決まった順路はないので、自由に歩いて鑑賞
・特徴:さまよう。映像を楽しむ。
・営業時間:9:00~21:00
・所要時間:約2~3時間
・会期:常設
・料金:大人 4,000~4,800円 / 中高生 2,800円 / 子供 1,500円
※大人(18歳以上)は時期によって価格が異なります。
※子供:4~12歳

チームラボプラネッツ(豊洲)

・正式名称:チームラボプラネッツ TOKYO (teamLab Planets TOKYO) DMM
・エリア:江東区・豊洲
・最寄駅:新豊洲(ゆりかもめ線)
・コンセプト:水に入るミュージアムと、花と一体化する庭園
・展示方法:順路が決まっているので、9つの作品を順番に鑑賞
・特徴:靴を脱いで裸足で鑑賞します。水に濡れる作品もあります。五感で楽しむ
・営業時間:9:00~22:00
・所要時間:約1~2時間
・会期:2027年末まで
・料金:大人 4,200円 / 中高生 2,800円 / 子供 1,500円
※2024年7月21日までは平日の大人料金は3,800円
※子供:4~12歳

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チームラボ《The Infinite Crystal Universe》©チームラボ

①コンセプトの違い

・チームラボボーダレス お台場:“Borderless”
・チームラボプラネッツ 豊洲:“Body Immersive”

チームラボボーダレスとプラネッツは、同じチームラボとはいえ、異なるコンセプトを掲げています。このコンセプトが至るところに反映されて、違いを生み出しています。

チームラボボーダレスのコンセプトは”Borderless”。
作品同士・作品と人の境界に重点を置いているので、例えば通路自体も作品のようになっていたり、自分で操作して楽しむような展示が多いです。

対して、チームラボプラネッツのコンセプトは”Body Immersive”。
作品と一体化するような感覚に重点を置いているので、水に体ごと浸かるような特徴的な展示が多いです。

チームラボ《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》©チームラボ

②作品数の違い

・チームラボボーダレス 麻布台:50作品以上
(チームラボボーダレス お台場:60作品以上)
・チームラボプラネッツ 豊洲:9作品

作品数はチームラボボーダレスの方が圧倒的に多いです。プラネッツは1つ1つの展示が比較的大きいのですが、それでもコンパクトにまとまっています。

チームラボボーダレスの人気作品はBubble Universeの展示でしょう。SNSでは、キラキラ光るランプの世界がよく取り上げられています。

反対に、チームラボプラネッツでは、水に体ごと浸かる「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」という展示が代表的な作品の1つです。

水に浸かる展示はお子さんの場合、服が濡れる可能性がありますので、お子様連れのご家族は着替えを持って行くことをおすすめします。

③営業期間・営業時間の違い

・チームラボボーダレス 麻布台:常設 / 9:00~21:00
チームラボボーダレス お台場:2022年8月31日に閉館
・チームラボプラネッツ 豊洲:2027年末まで展示 / 9:00~22:00

チームラボボーダレスは夜9時まで。チームラボプラネッツは夜10時まで営業しているので、プラネッツの方が営業時間は1時間長いです。

金曜日の仕事終わりにチームラボプラネッツでロマンチックなデートもいいかもしれませんね!

④所要時間の違い

・チームラボボーダレス 麻布台:約2~3時間
チームラボボーダレス お台場:約3〜5時間
・チームラボプラネッツ 豊洲:約1〜2時間

前述の通り、チームラボボーダレスは作品数も多く、ぐるぐると自由に回れる(彷徨える)ので、ゆっくりしていると数時間も楽しめるスポットです。

対して、チームラボプラネッツは作品数も少ない上に、各作品が一方通行でスムーズに回れるので、1〜2時間ほどでコンパクトに楽しむことができます。

⑤廻り方の違い

・チームラボボーダレス 麻布台:順番は自由、再入場不可
・チームラボプラネッツ 豊洲:一方通行再入場不可

チームラボボーダレスは、作品を好きな順番で巡ることができます。
チームラボプラネッツは、作品を巡る順番は決まっていて一方通行です。

⑥服装の違い

・チームラボボーダレス 麻布台:シューズ必須
・チームラボプラネッツ 豊洲:はだしで入場

両展示ともに、鏡張りの展示があるので、スカートやワンピースでの入場はひかえて、動きやすいショートパンツなどで行きましょう。

また、チームラボボーダレスは、ヒールやサンダルが禁止された展示があるので、動きやすいスニーカーで入場した方がよいでしょう。

対して、チームラボプラネッツは、入場から退場まで全展示裸足で楽しみます。裸足になることを前提に、コーディネートを考えましょう!

※チームラボプラネッツ豊洲の服装についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

チームラボ《Floating in the Falling Universe of Flowers》©チームラボ

⑦周辺環境の違い

・チームラボボーダレス 麻布台:神谷町駅が最寄り、周辺施設が充実
(チームラボボーダレス お台場:青海駅が最寄り、周辺施設が充実)
・チームラボプラネッツ 豊洲:新豊洲駅が最寄り、周辺施設に乏しい(併設レストランあり)

チームラボボーダレスは、東京メトロ日比谷線の「神谷町駅」から徒歩2分、南北線「六本木一丁目駅」からは徒歩9分の立地です。麻布台ヒルズ内にはおしゃれなレストランやお店がたくさんあるので、チームラボ訪問前後にランチやディナー、ショッピングも楽しめます。

チームラボプラネッツは、「新豊洲駅」が最寄り駅です。周辺にはあまり施設や時間を潰すスポットがありませんでしたが、チームラボプラネッツの敷地内にヴィーガンラーメン「Vegan Ramen UZU Tokyo」が2021年にオープンしました。アートと共に食事も楽しめます。

⑧料金の違い

・チームラボボーダレス 麻布台:大人 4,000~4,800円 / 中高生 2,800円 / 子供 1,500円
※大人(18歳以上)は時期によって価格が異なります。

・チームラボプラネッツ 豊洲:大人 4,200円 / 中高生 2,800円 / 子供 1,500円
2024年7月21日までは平日の大人料金は3,800円

17歳以下の料金はチームラボボーダレスもプラネッツも同じです。
大人料金はチームラボボーダレスは変動価格制(ダイナミックプライシング)を適用していますが、プラネッツは一定金額です。

★チームラボはチケットの事前購入必須!

最後に重要なポイントとして、各チームラボに向かう際には、チケットの事前購入を済ませておくようにしましょう。人気施設であるうえに、入場時間枠が設定されているので、当日券の購入はかなり難しいです。

チケット購入に関して、楽天トラベル 観光体験では、オフィシャルパートナーとして、事前チケットを取り扱っています。

楽天トラベル 観光体験では、公式販売所とは別で在庫を用意しているので、公式完売後でもチケットを入手できる可能性もあります。

購入を済ませましたら、当日は指定の時間に現地に行き、二次元コード付きの確認メール(スマートフォンに表示)を提示して入場!とても便利にチームラボ展を楽しめます。

★チームラボボーダレス 麻布台のチケットはこちら
★チームラボプラネッツ 豊洲のチケットは
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世界中のチームラボ・チケット

楽天トラベル観光体験では、東京都内にある「チームラボボーダレス 麻布台ヒルズ」と「チームラボプラネッツ 豊洲」以外にも、世界中のチームラボチケットを扱っています。

各々オリジナル展示もあるので、ぜひ全チームラボ制覇を目指してみてください!

チームラボ《風の中の散逸する鳥の彫刻群》©チームラボ

楽天トラベル観光体験とは

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アートをさまよう新体験!麻布台ヒルズ「チームラボボーダレス」の注目作品と撮影ガイド

※内容は記事公開時点の情報です。情報は変更となる可能性がございますので、お出かけ前に必ず公式サイトをご確認ください。


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