スタンド・バイ・ユー 著 岡野芳樹さん を読んで
著者プロフィール
岡根芳樹さん 1964年 和歌山県生まれ。
高校卒業後映画監督を夢見て上京。
映画監督になるために、まず、劇団を立ち上げた。
しかし、劇団員がバイトで貯めた講演費300万をだまされ持ち逃げされてしまった。
しかたなく、サラ金から300万を借金。
そのお金を返すために、フルコミッション営業マンに。
そして、NO1営業マンとなり、借金を完済。
自分らしく生きようと再度映画監督の夢を追い求め劇団の再興。
その後、仲間と便利屋を起業、絵本「100万回生きた猫」に感銘を受け絵本作家を目指しプー太郎に、
現在は、ソーシャル・アライアンス(株)を設立!
机上の空論ではない自身の営業経験を活かした成果にこだわる
人材教育、ユニークかつ実践的なトレーニングを、
本人自ら講師、トレーナーとして
全国各地を飛び回っていらっしゃいます。
本書は、仲間と便利屋を起業したときの物語です。
本の概要
この本のキャッチ
人生は一度きりのドラマだ!あなたそのドラマの主役です。
人生は やり直しがきかないから面白い。
さぁ、この本を閉じた瞬間にあなたの冒険は始まるのです。
人生の主役になる準備はできているか?
昔、日本で初めて、便利屋という事業を起こした三人の若者のドラマよりもドラマチックな物語である。
嘘のような本当のドラマです。
1987年から1995年の8年間。
学歴社会のレールからはみ出した、
何のとりえもない普通の、いや普通以下の青年、
三人が出会い、
まったくのゼロの状態から
どんな困難な仕事でも引き受ける会社「便利屋タコ坊」を立ち上げ、
仲間を増やして会社を大きく成長させていった物語です。
以下文章抜粋
「一流企業が入れてくれなければ起業すればいい。負け組だって人生は面白くできる!
とは言うものの当時何の取り柄もない人間が起業するということは、
月も出ていない暗い晩に、海図もコンパスも持たずに
船を出すようなものだ。・・・
無謀と書いて冒険と読むこの三人の友情と人情と愛情の笑い話が、
きっと大切な何かを教えてくれるだろう。
この物語をこれから起業しようという若者に、
あるいは志を忘れかけて進むべき未来を見失っている
全ての人にエールとして送りたい。
そして人生が辛くなった時に思い出して欲しい。
かつてこんなにも馬鹿で真剣に、
大笑いしながら必死で夢中で生きていた人間いたことを。」
本文をそのまま抜粋しちゃいましたが、
ワクワクしませんか?
自分こんなの好きなんです。
便利屋なんで、最初は全く仕事は来ないわけで、
禁煙生活に耐えられず近所の公園や神社で吸殻を拾い集めてると
「君たち若いのに感心やなあ。朝から掃除してくれてありがとう」
と褒めれるような生活。
困っている人は東京の隅っこでもいるようで、仕事が入りだします。
便利屋なので、けったいな仕事だらけです。
でも、一つ一つの仕事をやり終えた後には、
友情と幸せな達成感が有るんだろうなと感じます。
そんな仕事をこなしながら、3人は成長していきます。
これ以上はネタバレになるので、辞めておきます。
こんな人におすすめ というか今回は読んで欲しい
もう20年以上前のお話ですが、
若者の本質は変わらないと信じています。
なので、
未来に対して悲観的であったり
現状を冷めて見ているような若者には、
絶対読んで欲しいです。
心の中に小さな炎がぼっと燃えることでしょう。
一人でもそんな若者が増えると、
日本はもっともっと楽しい国になること
間違いないですもんね。
それと定年前後の人に是非とも読んで欲しい本です。
加えて言うと
なんとなくリタイアしてしまった人にも、
読んで欲しい本です。
人生100年時代、もうひと仕事で
ワクワク出来るかもです。
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