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【セルフコーチング】がんばっているのに変化を起こせないときは”ゴール”が甘いかも。

目の前のことに
全力で取り組むのは素晴らしい能力です。

真剣に全力で立ち向かうからこそ
学びもあるし、結果が良いか悪いかに関係なく、
やったという経験が自分の血肉になります。

ただ一方で、
目の前に降ってくることに注力し続けていると、
ふと気づいた時に、『迷子』になっていることがあります。

こうなると、

毎日がんばっているけど充実感がない。
仕事ではミスもせずしっかりとタスクをこなしているけど
達成感がない。
そもそも自分はなんでこの仕事をしているんだっけ?
このままでキャリアが終わっていくのかなあ。
それは嫌だなあ、なんだかつまらない人生になってしまうような恐怖を感じてしまう、、、

という負のスパイラルに入ってしまいます。

こんなときは、

『ゴール』が甘くなっているかもしれません。


『ゴール』が甘いってどういうこと?

仕事をしていく上での重要なことが1つあります。

ゴールを明確に思い描くことです。

●年後に10億円の規模にする。
●年後に、お客様を◯人以上にする。
●年後に、1年のうち2ヶ月は仕事を離れて生活することができるような自由を得る。

という大枠のゴールもあれば、

・3日後までに、上長がOKを出せるレベルの提案書を提出する。
・きょう中に、お客様5人に新商品をお奨めするための連絡をとる。

という短期のゴールまで、さまざまなゴールがあると思います。

ゴールが明確になっていると、
ワクワク感を維持しやすい。
うまくいかない壁にぶつかったときにも心折れることなく
「迂回路(うかいろ)」を探す情熱を失わないものです。


人は無意識にいるとHOWから考えてしまう

何かのタスクに出くわしたとき、
無意識にいると、人は、HOWを先に考えてしまいがちです。

どうやってやるか。

です。
でも大切なのは、「何を」達成するのか、というWHAT。

そしてさらに土台になるのは、「なぜ」それを達成したいのかというWHYです。

自分はこんな風な大人になりたい。
こんな風に社会の貢献できる1人になりたい。
こんな仕事の仕方をできる人になりたい。
そういった「願望」がWHYの素です。

それを達成するために、何をやればいいか。

があって、

その先に、ようやく、どうやってやるか、がきます。

いきなり「どうやって」やるか=HOWから考えてしまうと、
行き詰まりやすいです。

理由は下記の通り。

なぜか?という願望に紐づいた動機がないので、
ちょっとした失敗でも心が折れる。
どうやってやればいいか?をいきなり考えると、
「いまの自分」が分かる知識や経験の中で思考するしかないため、
自分の成長を得られるようなアクションが生まれにくい。
現在の自分の範疇で戦い続けることになるので、
いつまで経っても、できることが増えていかない。

からです。

何らかの仕事に出会ったら、
どうやってやるかを考える前に、
どうなったら理想的か?と、自分が目指す最高の状態=ゴールを決めましょう。

そこへいくために、何が必要か=WHATを考えましょう。

足りないものは何か、
自分に今あるものは何か、
協力をしてもらうべき人は誰か、

はっきりさせていきます。

足りない知見は学ぶことで補えます。
時間的に間に合わなければ、それができる人の協力を仰ぎます。
一番近くで全部を見ることができるので、学びを加速させられます。

何より、「理想だ!」と思う形を現実にするために
あの手この手でトライしていくので、
成長できるし、ワクワクします。

理想の”ゴール”を先に考える。
どうやってやるかということをいきなり考えようとしないでください。

今の自分の枠をこえる成果が得られません。
自分自身も成長できません。

HOWはいくつもあるものです。

1つの方法でうまくいかなければ、次の手を試してみればいい。
それが全部、理想のゴールに向かう中で身につけられるスキルや知見になります。自分の成長につながります。


なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。