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【応援】仕事が多すぎてこなせない人📣そうなる理由と抜け出す方法(後編)

前回から2回に分けて、仕事が多すぎる!ことで大変な思いをしている人へ向けて。

【仕事が多すぎて捌(さば)けなくなる背景】
① 仕事はできる人に集まる
② 業務が人にくっついている会社が多い
③ 人員が増やしにくい日本企業
【仕事が多くなりすぎる人の特徴】
①できる人
②人と【協働】するのが下手な人
 ❶まちがった責任感
 ❷承認欲求
 ❸自己満足

についてまとめてみました。

前半の記事はこちら。
↓↓↓


今回は後半、続きです。

仕事が多すぎて捌(さば)けない!という状況になっているときは、
あなたのカラダが心配です。
内臓も脳も疲れていると、メンタルにも悪影響は必至。

普段なら思いつくアイディアも出なくなり、自分で自分を肯定的に感じられなくなってきます。

今すぐ抜け出しましょう!

【抜け出す方法】

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①整理する

何がどれだけあるのかをまず明確にしましょう。

その中で、
人から求められていることと
自分が本心から大切に思っていること

このバランスを考えてみましょう。

周囲の人から頼りにされたら、「力になりたい」と思うのは人として自然なことです。

でもそれによって、自分が本当に大切にしたいもの、例えば、
家族との時間や、
自分の健康維持のための時間などを犠牲にしてしまうと、
サスティナブル(未来にも無理なく継続性があること)ではなくなってしまいます。

サスティナブルでなくてもいいから突っ込むとき。
それは、本当に人生をかけてやりたいこと、
死んでも離したくない願望のためです。

今、あなたをアップアップにさせてしまっている仕事は、
本当にあなたが願う未来へ向かうためのものですか。

ちょっと違うかも
なくてもいいかも

と思うものがあったら、それは後回しにしたり、あなたが手を動かさなくてもうまくできる方法がないか考えてみたりしたほうがいいかもしれません。

お気づきの方もいると思いますが、ここを整理するためには、
自分が
何を本心から願っているのか、
人生で大事にしたいこと、実現させたいことは何か、
というのを分かっていなくてはなりません。

それが「自分の軸」です。

②人にふる

「人にふる」という言葉に、皆さんはどんな印象がありますか?

無責任?
偉そう?
サボってる(怠惰)な人?

勤勉で
人の分まで掃除をして
自分ができることは全部やる

という道徳的な価値観がわたしのなかにもあります。
だから、自分でできることを「人にふる」ことに、ネガティブな感覚を持つ人がいることはよくわかります。

でも本当にそうでしょうか。

後輩や部下がいる場合、特に「人にふる」ことは重要なことであるケースもあります。

あなたができるからずーっとあなたに依頼がくる。それをあなたがやり続けている限り、それは組織の発展になるでしょうか。
出来る人を作る、人に伝える、出来る人を何人も増やしていくことがプラスになりますよね。

「人にふるのが苦手」という人は、まず、根っこの思い込みを書き換えてみましょう。「人にふる」ことは悪いこととは限らない。

慣れ親しんだ仕事から、自ら手を放すと
ちがった景色が見えてきます。

余裕ができた時間で、本心から願うことを実現するために、今のままでは足りないスキルや知識もあるでしょう。それを吸収する時間に当てて、あなた自身が成長すること。それが組織の利になることはきっと間違いありません。

「人にふる」ことは悪いこととは限らない。

③時間でカットアウト

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自分を軸にした時間管理のマインドとスキルを持ちましょう。

●時からカラダのケアのためにヨガをする時間をスケジューリングしていたら、出来る限り、それは実行しましょう。

そこまでで今日の仕事はカットアウト。

あと◯時間と思って、最優先に着手すべきことをまずやっていく。

入社して日が浅い新人の頃には、緊急で重要なことが山ほどあるでしょう。
ただ、何度か同じ仕事を経験していくうちに、
「これをやっておくと後がラク」という知識が身に付いてきたりした経験はありませんか。

実は、緊急ではないけど重要なことをする時間を持っておくと、
緊急で重要なことが減ってくるという研究があります。

日常的な言葉で置き換えると、「先読みができるようになる」ということでもありますし、「失敗を未然に防げるようになる」ということでもあります。

目の前の山積みのタスクを必至にさばくのは緊急で重要なこと
でも、人間である以上、永遠にそれを繰り返せる人はいません。

成長することによって、先のゴールから逆算する知識を習得したり、
本当に重要なことを見分けるスキルを身につけたりすることができます。

自分の成長のための時間はとても重要です。
自分のケア、自分の成長の時間をゼロにして、成果を出し続けられる人は一人もいないことをしっかり認識して、時間のコントロールをしていきましょう。

まずは、きょうは●時でアウト!
そう自分に決めてしまうのがオススメです。

まとめに代えて

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自分の人生の運転席は「自分」です。
誰も座ってくれないし、座られても困る💦

24時間という時間の上限のなか、生身のカラダを良いコンディションに保つための必要な時間を引くと、残りは限られています。

その中で、全てのことをやるスーパーマンにはなれない。

そこで重要になるのが、自分の本当の願いです。

人生をかけてやり遂げたいこと。
何は置いても絶対に譲れないこと。
死んでも守りたいもの。

そこがMAPになるのだと思います。

大仰に考えるとなかなか答えが出ないかもしれません。
でも、まずは身近なところから、大切にしたい人、自分が守りたい人は誰か、その人の願うこと、その人がHappyになることは何か、そのために自分ができること、してあげたいと思うことを考えてみるのもいいかもしれません。

どうしても実現した願望が既にある人は、それを軸に据えて、
関係ないことは手放していく。

そんな整理ができると、心もカラダも穏やかに、いつもパワフルに、ワクワクしながら自分の目指すところへ向かって働き、生きていけるのかもしれません。

なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。