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ネガティブ脱出法📣思考のクセを知り『言葉』を用意しておく。

自分の中に、
明日への行動を邪魔する
ネガティブな気持ちが生じるのが
どんな時なのか知っていますか?

人と比べてしまって劣等感を感じるとき
人と比べてしまって羨ましく妬ましいと感じるとき
人と意見がくいちがって相手の人格を疎ましく感じてしまうとき
本当は嫌なのになんらかの理由からやらなくてはと思うとき
本当は嫌なのに生きていくために受け入れたとき
大切な人に本当は言いたくもないことを言ってしまったとき
大切な人に傷つけられた、裏切られたと感じたとき

こんな感じでしょうか。

① 比較屋さん
② ガマン屋さん
③ 期待屋さん

特に上記の中でも、自分がネガティブな感情を持ちやすいのは
①、②、③、どのケースが多いでしょうか。

どれはいけない、変えなくてはならないという話をするのではありません。また陥らないためのとっておきの方策を教えます!という話でもありません。

わたし自身、①②③のどれにも結構、はまります。
特に40歳までの間、ほぼ毎日にようにハマっていたと思います。

どれも悪いものではないと思っています。

①比較屋さん

こうなりたいと思うロールモデルや、
憧れの先輩の姿、
切磋琢磨するライバルと自分を比べて、
自分の状況を客観的にはかって、
できているところを「より以上」の強みに磨いていったり、
どうしても達成したい苦手分野を
集中的に勉強したり実践したりして克服したり、
自己成長に役立てることができます。

注意したいのは、
比べる相手や対象が、
本当に手に入れたいものかどうかです。

周りの人がこぞって「いい」と言っているから
手に入れた方がいいのだと信じ込んでいませんか?

自分が欲しいものかどうか、
人から言われて欲しいような錯覚に陥っているだけなのか、

そこはしっかり見極めた方が良いと思います。

②ガマン屋さん

何でもいきなりうまくいくことは少ないし、
たとえうまくいったとしても、
次もまたその次もずーっとうまくいくとは限りません。

自分の成長とともに新しいステージへの挑戦があり
その途中では
これまでのようにはいかないこと
これまでの知見をむしろ一度、忘れて
その世界で成果を出している人の考え方を学ばなければならないことなども出てきます。

達成したい道にある障害物を乗り越えるため
苦しい時期、ガマンをして踏ん張ることが必要なこともありますよね。

とても素晴らしいことだと思います。

注意したいのは、
大切な人や大切な時間を「犠牲」にしてがんばりすぎていないかどうかです。

事業が成長してお金をたくさん生み出すことができ、
社会の中で役に立つサービスを提供できる会社になったとしても
家族がバラバラになってしまったり
最愛の子どもやパートナーとギスギスした関係になってしまったり
自分の健康を害してしまったり
親や恩人に対して不義理を続けていたりすることになると

長い目で人生を見たときに
後悔することになることが多いです。

③期待屋さん

周囲の人の力を信じている人です。
人に期待できる人は
自分も人の期待に応えようとがんばります。

その結果、
信頼関係の絆を育み、豊かな人生を送ることができます。

注意したいのは、
人は自分ではない。
ということです。

思った通りのことを、相手も全く同じように感じていることは
非常に少ない。

それぞれに出来事や事実を見る目が違うからです。

期待しても、その通りになるとは限らない。
相手なりに「よかれ」と思って行った言動が、
あなたから見ると「ちょっと違う」ということになることもある、
そんな前提を
忘れずにいることも大事だなあと思います。

自分が混乱してしまわないためにできること。

どれも、分からなくなる。
それによって、恐怖心や
猜疑心を持ってしまうことから始まるような気がします。

比較しすぎてるなあと、自分で感じたとき
がんばりすぎてるかもなあと気づいたとき
人に期待しすぎかもと思ったとき

それぞれに
自分にかける言葉をあらかじめ決めておくと
混乱することが減ります。

自分は自分だ。大丈夫、ちゃんと目指す方向に進んでいるよ。
ちょっと疲れているかもしれない。ゆっくりした時間を取ろう。
休むとスピードが上がるぞ。
大好きすぎて期待してるな。
相手にそうして欲しいことを自分がやってみよう。

などです。

声に出して、自分で自分に言ってあげると、
思う以上に効果があります。

気が向いたら、ぜひ、やってみてください。


なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。