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プレゼンが下手だ…と悩むサラリーマンさんを応援📣内容よりも空気の発信

営業職について10年以上になるというサラリーマンさん。37歳の大企業の中堅社員の男性から相談を受けました。

プレゼンテーションのセミナーを受講したり、社内で案内される研修を受けたりもして、自分なりに話す順番を整えたり、スライドを工夫したりとしてきたのですが、どうも聴き手に届くプレゼンが出来ません。
うまいなあと思う人を観察して、スライドをもらって勉強。
真似できることは取り入れているつもりですが、そもそも上手い人は、
もう話し出す前に場の空気を掴んでいるというか、、、そんなパワーがあるようで、自分にはできないという劣等感が大きくなってきています。

皆さんは、プレゼンテーションには自信がある方ですか?
上手いとは思ってないけど、それなりに出来ていると感じていますか?

営業職にあっては、ほぼ毎日にようにお客様への「プレゼンテーション」の機会がありますよね。内勤部門にいても、部門長への改善プレゼンや、会議での意見の表明など、さまざまな場面で「プレゼン」しなくてはならないことと思います。

相談者さんが、いみじくもおっしゃっている通り、
上手い人は「話す前に場の空気をつかんでいる」ようなところがある!

その通りなんです。そこが非常に重要なポイントです。

それは、どうすればできるのか、
お伝えしたいと思います。

【人は人の思考や気持ちを”振動”で感じとる】

自信があるように見える人、自信がないように見える人のちがいは
どこに出ると思いますか?

✔️ 目線
✔️ 語尾のいい切り方
✔️ 声の大きさ
✔️ 資料を読み上げているか自分の言葉で話しているか

どれも正解です。

目線は相手をちゃんと見ている方が伝わりやすい、
語尾は濁さず、しっかり言い切る方が信頼感がでやすい、
声は大きい必要はないけれど、聞き取りやすい声量があった方がいい、
資料は見ながらで構わないけれど、読み上げている感じは出ない方がいい。

ただ、これらよりももっと重要なことがあります。

気持ちです。

自分がプレゼンテーションするときに、
「相手にとって価値のあることをお伝えできる!」という気持ちや、
「お伝えできることが嬉しい」
プレゼンというチャンスをもらえて「ワクワクする」
という気持ちがありますか?


わたしたちが考えていること、思っていることは、脳内で電気信号になって伝達されていますよね。それは、実は周囲にいる人にも伝播するという考え方があります。


例えば、こんな経験はありませんか?

楽しくワイワイと意見を出し合って会議をしているときに、上長から叱責を受けたのか「仏頂面」の人が入ってきたら、急にみんながテンション下がって、会議室の空気が一変してしまった。
半年、準備を重ねてきたイベント当日に台風の予報が。
もうダメかも、、、とスタッフ全員が意気消沈していた時に、「雨なら雨で、これも何かの巡り合わせ!今からできる楽しいことを考えてみようよ!前代未聞のアイディアが浮かぶかもよ〜」とやたら明るいリーダーが入ってきたら、状況は全く好転していなくても、なんとなくみんなやる気が戻ってくる。

これは、その人から発信されている思考の周波数が、
周囲に伝播して、周囲の人の思考や気持ちに影響を与える例だと言います。

経験則的に、わかるような気がしませんか?笑

プレゼンするときも同じです。

自分はプレゼンが下手だ。

そう思って登壇すると、
リスナーに「自信ないです…」「今から下手なプレゼンお届けします…」
「聞いてもおもしろくないですよ…」「すみません💧」

というような周波数が発信されてしまいます。

これが「場をつかめない」1番根っこの理由です。

「下手なプレゼン」と思うと、思った通りのことが現実になります。

最初は誰でもイマイチなものです。

でも「おもしろいと思うから是非お伝えしたい!」
「絶対に聴き手の方に有用な情報だ」
「みんながワクワクできる提案だ」と思って話すと、
不思議なもので、本当に聴き手の印象は大きく変わります。

これは「気のもちよう」という話をしているのではなく、
脳科学、量子力学的な話なんです。

特に、ポジティブな気持ちや楽しい、ワクワクする思考は、周波数が高く遠くまで強く伝わると考えられています。

まずは、自分で「下手だ」と思いこむのをやめましょう。
せっかく努力して学習した、テクニックやスキルを身につけても
それが活かしきれないのは、
最初に自分が発しているネガティブな思考や気持ちが原因ですよ。


なかなかの男性社会で30年働いてきたテレビマンが、コーチングやカウンセリングで「自分らしく生きる」を支援中。限定少数しか出来ませんが小学生からシニアまで。