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南インド・バンガロールの街並みに対する想像と現実

こんにちは!
今回は、私がバンガロールに来る前に想像していた街並みと実際の街並みについて紹介します。

私が住んでいるところは、バンガロールのいわゆるローカルエリアなので、今回はそういったことを中心に書きますが、
もちろんバンガロールには発展しているエリアもありますので、そういったエリアについては後日紹介する予定です!



バンガロールに来る前に私が想像していた街並み


”インドのIT都市”や "インドのシリコンバレー"などと紹介されているバンガロール。
皆さんは、このようなワードを聞いて、どのような街並みを想像しますか?

バンガロールに来る前、インドに来たこともなかった私は、上記のワードに影響されてバンガロールは高層ビルがバンバン建っている近未来的な都市であると勝手に思っていました。
下のようなイメージ図が、バンガロールという都市のほとんどを構成していると思い込んでいました。

私が勝手に想像していた”インドのIT都市”のイメージ図

私は、インドに来る前に2年間ほどタイで現地採用として働いており、当時はバンコクから車で2時間ほどのチョンブリ県に住んでいましたが、
仕事の関係上、首都のバンコクに訪れる機会が多々ありました。

この記事を読んでいる皆さんの中にも旅行などで、バンコクを訪れたことがある方がおられるかもしれませんが、無数にそびえるバンコクの高層タワー群を見るたびに田舎出身の私はその雄大さと迫力に圧倒されました。

写真はバンコクのマハナコンタワーからの眺望(筆者撮影)

タイで働いていた会社を退職した後、英語とITを学ぶためバンコクからバンガロールに直接向かいました。
もちろん、インドには牛がいること、ガンジス河で人々が祈っている様子、いわゆる”インドらしい”風景は頭の片隅にありましたが、バンガロールはIT都市と称されるくらいだから、
きっと自分が想像しているインドの風景とは違うのだろうとバンガロール行きの飛行機に乗り込みました。

今思えば、勝手に”想像上のバンガロール”に、バンコクのような都市を重ね合わせていました。


バンガロールに到着してから


深夜にバンガロール郊外のケンペゴウダ国際空港に到着後、ターミナルを出た時の風景は今でも鮮明に覚えています。
明るい大きな屋根の下に、スターバックスやCafe Coffee dayなど数々のカフェや飲食店がおしゃれに配置されている光景は、かなり綺麗です。

バンガロールのケンペゴウダ国際空港

英語学校が手配してくれたタクシードライバーは、私の名前が書かれたボードを持ち、にこやかに出迎えてくださりました。
今考えると、空港からエアポートロードを通ってバンガロール中心部(Hebbal方面)に向かうことが一般的なルートですが、
私を迎えに来てくれたタクシードライバーは、謎の下道(真っ暗な道)を通りバンガロール市内に向かいました。
道中、初めて見るインドの集落はワクワクしながら見ていましたが、大量の野犬の群れは深夜だったので正直怖かったです。

ちなみにエアポートロード沿い (特に 空港近くからHebbal Flyover前まで)は、オフィスビルやマンションが建っているので、バンガロールの発展を実感できると思います!


バンガロールのローカルエリアの街並み


バンガロールは、都市のほとんどがローカルエリアです。
ローカルエリアの街並みは基本的に一軒家、もしくは3~6階建てくらいのアパートがずっと続くかんじです。

以前住んでいたアパートの屋上からの眺望 TV TOWER方面を撮影


以前住んでいたアパートの屋上からの眺望 奥に見えるのはSNN Clermontというタワマン

一見同じような街並みが続いており、様々な宗教の人たちが同じエリアに住んでいますが、エリアによってはイスラム教しか住んでいないエリアやキリスト教が多いエリアなどがあります。
※宗教に関連する言語事情については、前回の記事で詳しく書きましたので、そちらもチェックしてください。
自分自身でローカルエリアにて部屋を探される場合は、そういった宗教の事情にも配慮した方が良いです。

バンガロールでは、ごみが落ちていない綺麗なローカルエリアも多い


個人的な意見ですが、ローカルエリアの中でも、ある程度発展しているエリアではマクドナルド、ケンタッキー、タコベルの3点セットがあり、この3点セットがあるエリアに住めばローカルエリアでも比較的快適に住むことができると思います。
また、この3点セットに加えスターバックスが近くにある場合は非常に快適な生活を送ることができます。


まとめ


今回は、バンガロールに来る前に私が勝手に想像していた街並みと現実の街並みについて紹介しました。
バンガロールの想像の街並みは、ほとんどが高層ビルだと思っていましたが、実際はローカルエリアばかりです。
もちろん今後、インドの急速な発展により街並みが大きく変わることが予想されます。
バンガロール郊外のWhitefieldや、その他開発が進んでいるエリアについては、のちのち記事にして紹介できればと思います。

自分が住んでいる場所がローカルエリアということもあり、最初は自分が勝手に想像していた街並みと違い、軽くショックを受けていましたが、
今では、バンガロールという都市に自分自身が馴染めてきていると思います。

また私の経験ベースですが、バンガロールはインドの他都市に比べ大気汚染が少なく、気候も安定していることから住みやすさも良いと感じます。

今後もインドのこと、バンガロールのことを書いていきます!

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