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子育てにスマホはダメなのか。

はい、タイトルから絶対に賛否両論なやつです。
でも、現役保健師として、どうしても影響がないとは思えないので、アウトプットします。

まずは、毎日の子育てお疲れ様です。
ママたちが、頑張っておられるので、今日も子どもたちが目を覚まし、起きてきたのです。
生き抜いているだけで、あなたの子育てはマルです😊

今日は、そんな中でさらにお子さんと、やりとりや会話で楽しくコミュニケーションがとれるようになるお話をします。

スマホ脳を知っている?

スマホ脳なんていう本もありましたが、子どもにスマホを与えることは利益にならないと思っています。

スティーブ・ジョブズはわが子にiPadを与えなかった!?という話は有名な話ですね。
知っている人は、もうわかっているんですよね。
あくまでも、ビジネスの発展、生活の利便の向上のために作られたスマホ。

コロナの影響でさらに使用時間増加

コロナ禍で、自宅で過ごす子どもたちも増え、最近では、テレビでYou Tubeを見ている子たちも増えています。

そして、現場にいて大変感じるのは、言語発達の遅れです。
言葉が遅い、言語理解力が乏しい。
動画からの一方通行の言葉のシャワーを浴びているだけでは、言語能力、理解力は伸びません。
ニュアンスや会話力はまったく養われないため、質問の仕方によって、子どもたちは答えられるものと答えられないものがあるというように、少しでも質問の仕方を変えると理解できない。
一方通行でお話する子も増えています。

現場でも弊害を伝えていますが、もう私達親たちもスマホに依存している部分が大きいため、意識していないとすぐに、見て静かにしてて!みたいになっていきます。

待ち時間でのスマホ


外食、病院、電車など静かにしているためにスマホを利用。これ悪いことではないかもですが、でも、こういうときこそ親子でやりとりしてほしいし、そのやりとりの中で、その空気感を味わうことや社会性を学ぶ力を身につける場の練習をしていくのだと思います。
親が、社会がその機械を失わせているくせに、大人になると突然、空気読めよとなる。
子どもたちは、練習する機会もないので無理なわけです。

スマホを使う練習は、いつからでもできます。
1歳半の健診で、もうサクサク使えている子がいるくらいですから、そのくらいの知能レベルがあればいつからでも使えるわけです。
逆に、そこが基本、基準の世界の中で、能力が頭打ちされ、依存度も高くなるということです。

社会全体の責任


これは、親の責任だけではなく、社会の責任でもあります。
高齢化社会となった今、子どもが少ないので、子どもはうるさくするな、騒がしくするなという圧を感じるのも事実です。
どうしても、ビジネス的にも大人優先です。
だけど、社会全体が、子どもたちに声かけをして、子どもの伸び伸びとした世界を広げるような世界になるといいなと思っています。

もちろん、You Tubeを子ども自身で発信していくなど、自らアウトプットしていく使い方であれば問題がないように感じます。
インプットも意図して情報収集できる年齢になったら使ったらいいと思います。
しかし、言語発達のレベルがある一定に達する5歳まではスマホの使用は極力控えるべきであると個人的には考えています。

我が家のルール

さて、現実我が家では、次の日がお休みの日だけ、テレビでYou Tubeを1人2本までと決めて見ています。
スマホは、写真を確認する以外には触らせていません。
あとは、おじいちゃんが帰宅後スマホを貸してくれるそうで、見てるらしいです(笑)おばあちゃんがある程度時間を見てくれているようですが、預かってもらっている立場なので、まぁここは目をつぶっております😂

あなたのおうちのお子さんは依存されていないですか?ルールを決めて、親子で一緒に童画を楽しみましょ。
一緒に楽しむっていうのがひとつのキーポイントでもありますよ✨✨

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