見出し画像

離乳食を食べないという呪縛。

6歳と3歳の娘たちを共働きで育てているマミちゃんです。ほぼフルタイムで、保健師として仕事をしてます。「誰もが生きる力を身につけ、承認し合える社会を作る」ため、2023年4月に起業を目指し、日々勉強中です。

もう、うちの子たちはだいぶ前に離乳食は卒業しました。

各種相談を色々と保健師として、受けておりますが、この食事の問題って、数が多いんですよね。

授乳の問題と同じように多い。

授乳の時期って、まぁ長くても大体2年なので、終わりがあるわけです。

しかし、この離乳食の問題を拗らせると、その後食事の問題として発展してくるので、大変長い付き合いになってしまうのです。なので、私はこの食べないという、呪いは本当に退治してほしいなぁとつくづく思っています。

一番多い相談は、うちの子偏食があるんです。食べないんです。この二つ。

まずは、3歳までの健診で「偏食」なんですというお子さんへ。

偏食というより、今バリエーションを増やしている途中なので、気になさらないでください。どんどんいろんなものに挑戦していけば大丈夫です。

一歳前の子は、まだミルクまたはおっぱいを飲んでいると思うので、食べなくも死にません。

いや、栄養バランスが心配で…。

と言われますが、現場にいると、本当ーーーーーに食べていない、食事をほぼ食べず固形ミルクを3歳までかじっていたお子さんでも、ガリガリではないんです。

その子の生き方というものがあるので、どんな偏食の子でも生死に関わる状態は見たことありません。

それよりもまず大事なのは、食べることを「楽しむ」ということ!!!

ここが、猛烈に大事です。ここをこじらせると、本当に後々もずーっと食べるのが苦手な子になります。

ママは、楽しく子どもとご飯食べられてますか?

まずは、ママが一緒に食べていないとか、ありえないですよー。

赤ちゃんや子どもの頃から孤食にしては、絶対に楽しいわけありません。食べるのを見ていますとかだめですから・笑

見られている赤ちゃん、子どもたちは、プレッシャーですよ。一緒にドタバタしながらでも食べてくださいね。ぐちゃぐちゃになって大変だと思いますが、そこはその時期のものだと思って味わってくださいねー。

離乳食も、10か月になれば取り分けでオッケーです。同じものを味わってください。一緒のものを楽しく食べる、これが一番大事なポイントです。

うちは、子ども用に味付けしたおかずを、子どものぶんを取り分けてから、大人は味を追加して食べていました。そうすることが、一番ラクちんで、同じものが味わえます。大人が食べて美味しいと思うものは、子どもも美味しいです。

大人のものが食べたくなるんですーっていう相談がありますが、そりゃ大人が美味しく食べているから、食べたくなるよねー本能です。

差し上げられる物を大人が食べれば良いのだと思います。大人と子どもの食事を分離するのは、一歳までで十分です。それ以降は、お刺身以外だったら、大抵のものは食べられますよ。香辛料は苦手だと思いますが、何事にも経験なので、一度たべたら、わさびとかも食べなくなります・笑

味覚は、経験によって育つ物ですので、色々な味をトライしない発達しないので、偏食だから、食べないからといって、お子さんが好きなものしかあげないは、逆効果になります。

大人のメニューと同じような習慣で、ぐるぐるといろんなものを食べてトライしていきましょー!!


そして、食べないんです、小食なんですというお子さんへ。

絶対に1日のうちには、何かを食べている!!食べてますよね・笑

偏食を認めたように、まずは食べることを楽しむということができなければ食べません。飢餓状態のお子さんに、健診でお会いしたことはありません。

ということは、食べていないとしても、何か食べているのです。

ただし、お菓子でお腹いっぱいはダメですので、おかし以外の好きなものを食べているんだったら、それで良しです。もうそれ以上、気になれないのが一番です。

ご飯しか食べません。と言われますが、ご飯食べていて、一口でも違うものをトライできたら、それでよしです。それで生きていけます。

先ほどと同じですが、大抵ママからのプレッシャーを感じて、余計に食事が苦痛な時間になってしまいます。美味しく食べられません。

少しでも食べたら、「嬉しいなぁー」「トライできたねー」と認めて、それでよしです。それ以上のことは、プレッシャーになるので、やらないのが一番です。

ご飯の時間は、1日に3回もやってきます。これ、親子ともに苦痛な時間にしては、育児がそれだけで大変なものになってしまいます。今日から、ご飯の時間イヤだなぁーの呪縛を解きましょう。


どんな相談でも、気軽に承りますー。みんなで、楽しくラクに子育てしていきましょー。自分で自分を苦しめない育児をしてくださいねー。 



子どもが子どもらしく生きられる社会をつくるために、日々取り組んでいます。活動の継続のためサポートお願いします!いただいたサポートは子育て支援の活動費に使わせていただきます!