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憎きコロナのありがたさ

今、全世界を見渡して、コロナの影響をまったく受けていない!という人はいない。

「コロナ禍でもある程度いつもと変わらない生活をおくれています。」という人から、大切な人の命が脅かされてしまった人に至るまで。

もちろん程度には差こそあれ、皆、大なり小なり同じようになんらかの影響を受けている。

人間は変化を嫌い、不変の安定を望む生きものだ。しかし、この度の件で、全人類が一律にムリヤリ変化にさらされてしまった。


『変化』は“未知”だから、怖いし不安だし不快なので、多くの人は望まない。
しかし、『変化』は“成長”を連れてきてくれる。

コロナで大切なものを失ってしまった人は、たくさんいると思う。
でも、その代わりに“得るもの”は必ずある。

なにかを手放すと何かが入ってくるのは、世の中の真理。
“得るもの”が良いものばかりとは限らないけれど、“痛み”を伴うものなら、きっとそこには成長させてくれるような学びがあるはず。


今ものすごく“痛い”と感じている人は、それは“成長痛”なので、今その痛みと真摯に向き合えば、コロナ騒動が終息した後にきっとものすごく逞しく成長しているから大丈夫。



さて、わたしについて言えば、今はあまり痛くない。

“痛くない”ということは、一見良さそうに思うのだが、その分『成長できるのびしろが少ない』ということでもある。

世の中の全ての物事は、なんでも表裏一体である。
コインの表と裏。
でなければサイコロのような多面体。
そして、塞翁が馬。

人は『成長』しなければ、現状維持さえ難しい。
現状維持を目指すならば、常に自らを『変化』に晒さなくてはならないという俄な矛盾が存在する。

まぁ、わたしの場合、相当浮世離れした毎日を“旅”するように生きているので、日々、変化や発見の連続だったりするんですけどね。

まさにリアルに“宵越しの金は持たねぇ”タイプ。

江戸っ子どころか、スナフキンもびっくりだよね。



さて、そんなわたしのコロナ禍の現状は以下の通り。


○休日がきちんと取れるようになった!
○大好きな夫と一緒に居られる時間が増えた!
○美味しいお店のテイクアウトメニューをたくさん注文できた!
○落語ブログをスタートできた!
○笑点を見る時間ができた!←
○たくさんの落語や噺家さんをオンラインで拝見できた!


自分にとっては嬉しいことが多く、充実している。



『失った物ばかり数えるな。無いものは無い。確認せい。お前にまだ残っておるものは何じゃ!』


自分に無いものはどこを探しても無い。覆水は盆に返らない。
努力で手に入るものもあれば、そもそも努力云々の次元ではないものもある。

しかしながら、『自分が持っていないもの』と『自分が持っているもの』のどちらに焦点をあてるのかで、幸せの感度は大きくかわる。

そして、自分に無いものを数え集める悲観的な人より、自分に有るものを大切にしている人のほうが幸せそうに見えるから、魅力的だし周りに愛される。


それに、今をあきらめたら、そこで試合終了ですしね。


コロナ禍で自分自身と向き合う機会、向き合わざるを得ない機会が増えた。

これは、わたしだけでなく、世の中のほぼ全ての人がそうだと思う。

きっとこのコロナは、『今自分が持っているものの尊さ』に気づかせてくれて、『それをもっと慈しみ大切にしてみては?』と言うメッセージなのかもしれない。

コロナは憎いけども、ありがたいね。






そして・・・
今だから言うよ・・・


ごめん。


わたし、ワンピースもスラムダンクもちゃんと見たことないんだよね。


そんなわたしでも引用したくなっちゃう素晴らしい名言だ、と言うことで。


わたし、どちらかと言うと『少年ジャンプ』よりも『少年ワサビ』派なんだ!!!

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さぁ、今日もポジティブにいこう!!!←







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