Instagramのことを考えない日がないこの時代に考える私の幸せ。
1時間以内にInstagramを何度見ただろうか。
ストーリーに今をあげよ。
少しでもオシャレなランチを食べて投稿しよう。
理由は簡単。
「私は1人じゃない」「私は幸せ」
これをネット上で表現しなければならないほどにInstagramなどのSNSは我々に身近なものになった。
私たちはSNS、すなわちSocial Networking、ネット上の社会でも暮らさなくてはいけなくなった。
その影響で、ネット上で有名な人物が登場した。
ただの服好きが有名になれる時代だ。
何万人もの支持を得ることができるようになった。
私たちはネットが広がったことで、もう1人の自分をネット上で生活させなくてはいけなくなった。
これは悪いことばかりではなく、ネットから現実世界の私たちに仕事が舞い込んできたりすることもあれば、生涯知り得ないであろう情報も手に入りやすくなった。
みんなが影分身した状態だ。
どうせ半日に一回はInstagramを開いているだろうから、一度自分のアカウントを見てほしい。
ネット上の自分は幸せそうだろうか?
もし"幸せそう"なら問題ない。
その世界の君は上手くやれてる。
じゃあ現実世界の君は幸せだろうか?
幸せなら 手を叩こう。
満を持して叩けるかい?
Instagramのことを考えない日がないこの時代だからこそ自分の幸せについて一度見つめ直す必要がある。
ネット上と現実世界、この2つの自分を生かすのは少し体力がいる。
なのでもう一度自分の幸せを整理しておこう。
日本の幸福度はかなり低い。
今年は58位らしい。
1位はフィンランドでその後も北欧諸国が続く。
ここ近年デンマークのHYGGE(ヒュッゲ)という価値観に注目を集めている。
"人と共有する時間や空間から生まれる心地よさ"のような意味合いがあるらしい。
北欧諸国は社会制度が分厚く、仕事を失っても保障が手厚い。
不安が少ないというのもあるだろうし、であるならば尚更仕事などで友達との時間を削るなんてことも少ない。
今社会制度に文句を言っても仕方ないので、
じゃあ試しに自分の幸せについて言い合いっこをしよう。
幸福感を感じる時でもいいよ。
僕の場合は、友達と一緒になって遊んでいる時、できれば鍋パーティーとかそういう手作り感のある遊びが好きだ。
お金をかけない文化祭感でみんなで作り上げるのも楽しいしそんな時は幸せを感じる。
美味しいものを食べてる時
好きなことをしている時
お酒をみんなで飲んで笑うこと
何かを作ること
恋人と過ごす何気ない時間
そんなものに幸せを感じる。
なのでぶっちゃけると働きたくないwww
あ、思わず草が生えてしまった。
働きたくないので僕はバリスタとしてコーヒーを淹れている。
誰かに自分の好きなコーヒーを淹れて飲んでもらうのはとても嬉しいし、幸せだ。
なので今は週に3日だけ働いてのんびり暮らしてる。結果的にはあまり働いてる感覚はない。
ちなみに人生で最も幸せを感じている日々が続いている。
お金のためにやりたくないバイトをやったことがあるけどどれも3日で辞めた。
普段からできるだけストレスフリーに生きているので、ストレス負荷がありすぎた。
現実世界の君の幸せはなんだろう。
このネット上じゃなくて実際に会ったら教えてほしい。
もう昔みたいにひたすらに働かなくても物資は溢れている。
先人の方々のおかげで、日本で揃わないものはほとんどなくなった。
なら本当に必要な時に手に入れたらいい。
実はもっと肩の力を抜いて暮らしたらいいんだと思う。
僕らはもっと自分たちの幸せを掴みに行っていい時代に生まれている。
どんなに変な幸せでもいい。
それを感じる権利がある。
ネット上の自分ばかりに時間やお金を投資しすぎて現実世界の自分を疎かにしちゃだめだよ?
お金って大事だけど、あまり縛られすぎもよくないよ。
お金はツールなのに、縛られているといつしか幸福より大切なものって勘違いしちゃうよ。
友達100人でおにぎりを食べるよりも、1人でおにぎり食べた方が幸せな時もあるだろうしね。
小さな幸せも噛み締めてたら大きな幸福感になるはずなんだ。
まぁでもさっき教えてくれようとしたから、君はもう自分の幸せを知っているもんね。
僕はこれからオーストラリアから日本に帰るけど、これからも幸せに暮らせたらいいなぁなんて、少しの不安とともに帰ってみるよ。
今日も僕らに幸あれ。
Kota Noguchi
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