国宝にふさわしい、アルカイックな独自の神社建築。人吉・青井阿蘇神社

画像1 九州がますます大変な状況となっているようです。仕事で二度ほど訪れた人吉の様子が気になってニュースを見ていたら、国宝青井阿蘇神社の拝殿と楼門が浸水したとの報道を発見しました。
画像2 桃山から江戸の初期に建てられたという建築物は、国宝に指定され、古めかしくもノビノビとした建築や神像表現には、独特の魅力があります。楼門の一階部分ですが、ここも冠水したそうです。
画像3 屋根裏の架構物に設置された人頭像も他の神社仏閣では見かけないものです。
画像4 拝殿と本殿の外観も美しいですが、ディテールも美しい装飾が。
画像5 独自の装飾表現が続々と登場します。
画像6 本殿の妻にも、独自の装飾。真ん中の柱部分は藤でしょうか?
画像7 拝殿の内側にも、鏝絵で絵画的な表現があしらわれています。
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画像9 とても絵画的な表現のレリーフです。
画像10 本殿前にある、雲龍をかたどった飾りも他では見かけないタイプ。
画像11 この境内が、一時は湖のようになっていたと、ネットニュースでは書かれていました。ただ、地元の若者たちのボランティアが集まって、かなり復旧をされたそうです。https://www.iza.ne.jp/kiji/events/photos/200706/evt20070619250026-p1.html 雨で復旧はたいへんな様子ですが、国宝の美しい姿を多くの人が楽しめる日が戻りますように。

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