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都会のオアシス1 喫茶葦島(京都・日本)


今日は京都に行くたびに利用する喫茶葦島。京都の雑然とした中心部、河原町三条の交差点そば、雑居ビルの5階というあまりオアシスとは遠そうな立地ながら、そこには別世界の喫茶スペースが広がっている。コーヒーもチーズケーキもうまい。

京都の庭園は狭い敷地で大きな世界を表現する箱庭的な工夫が施されており、代表的なものは砂や石で水や山などの自然を表現した枯山水(かれさんすい)だ。まあ僕も詳しくはないので偉そうに書けないけど、名前は皆さん聞いたことがあるのではないか。他にも庭園には様々な工夫や意味があり、それを知ると京都の庭園観光はとても面白いものになる。見えるものだけがすべてではないということか。で、なぜ庭園の話を書いたかというと、このお店こそまさに雑居ビルの5階という狭い立地をどう広く使うかという工夫に溢れているから。

ここのコーヒーの味は少し深みのある焙煎。私は普段は浅煎りの豆が大好きだけど、京都に行くとなぜか深煎りが飲みたくなる! 古い歴史と苦い豆が関係があるかないかわからない。喫茶店文化が他の日本の都市より根付いているからかも。読書にピッタリな空間なのでぜひ週末にエスケープしてみてください。

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