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楽園マップ6 バンタカフェ(読谷・沖縄・日本)

海を見ながら、というよりも海そのものカフェ 

今日は私の現在の住処でもある沖縄本島より、とっておきのカフェをご紹介。

沖縄本島は本当に素晴らしい島で、観光にも居住にもおすすめできる数少ない場所です。美しい海を目指すなら、宮古島や、石垣から船で行ける竹富島なんか素晴らしいです。それでも沖縄本島の海も相変わらず綺麗ですし、離島に行きたくなれば那覇から50分でケラマ諸島に行けます。

沖縄本島は大きく分けると、北部・中部・南部に3分割できます。南部は県庁や空港のある那覇を中心としたエリアで、生活するのに便利な場所です。私は那覇に住んでいますが、沖縄文化の中心地なので、毎日賑やかで、公設市場の近くは私が愛する東南アジアのようなカオス感があり、外食に困ることもありません。実は私は都会が好きなんですが、そんな都会好きの人間でも那覇は満足できる場所です。それでも東京ほどは混雑していないので、住むにはいい環境です。私が民泊を運営している古宇利島は北部です。北部はそれこそ手付かずの自然がたくさん残っているエリアであり、古い沖縄の文化や伝統が残る地域です。沖縄らしいゆるやかな時間が流れるエリアで、観光で訪れる人には、ぜひ北部まで足を運んでほしいと思っています。住むのであればちょっと刺激が足りないと感じる人も多いかも。

沖縄本島中部は、代表的な場所は北谷(ちゃたん)やコザがあって、米軍基地があり、アメリカの影響を色濃く受けたエリアです。米軍基地があることは賛否あるかと思いますが、私が思うに、そのことによって沖縄本島というのは、日本の他のどのエリアにもない個性を持った島になっている気がします。一方で、南部より人口密度も下がり、きれいな海が見れる場所でもあります。夕陽が見れて交通が便利な西海岸は、多くの高級ホテルが立ち並び、とにかくバカンスを楽しみたい、という人にはおすすめのエリアです。バンタカフェは、そんな中部の読谷村にあります。村と言っても、国道58号線が通って、アクセスしやすい場所です。

お店に入るといきなりど迫力のテラス席。サンセットを捉えることができます。

バンタカフェは星野リゾートが運営する高級ホテル「星のや沖縄」に併設のカフェですが、宿に泊まらなくてもカフェ利用ができます。私のおすすめプランは、泊まらずにこのカフェに夕方4時ごろにやってきて、日暮れまでのんびり過ごすこと。高級ホテルですが、ホットコーヒー一杯はわずか500円で、ワンコインでこの絶景を拝めるんです。

このカフェはとにかく広々としたテラス、というかほぼ自然の海を見下ろしながらコーヒーが飲める素敵な場所です。海があるのは西側で、それを見下ろすようにカフェスペースがあるので、夕方に訪れるときれいなサンセットが見れます。地中海のマルタやスペインなんか行った時には夕方ぐらいからカフェでのんびりという生活が好きなんですが、そういう優雅な暮らしに最も近い経験ができるのがこのバンタカフェかも。写真のテラス席以外にも琉球畳を敷いたあずまやがあります。ここはもう、ビーチのすぐそば。

あずまや。すぐ先はプライベートビーチ。湿気に強い琉球畳で寝転ぶもよし。

もちろん沖縄ですから、外は暑いです。でも安心してください。ちゃんと空調の効いたWi-Fiが飛んでる室内席もあります。

室内席はwi-Fi完備。これまたチョー居心地がいい。

テラス席、あずまや、そしてプライベートビーチに降りて、その後空調の効いた室内。なんと4パターンの滞在が可能なカフェ。これでコーヒー500円って沖縄は物価安いと思いませんか?

こういうところで、何も考えずに、3時間ほど過ごしてみてください。その際、なるべくTwitterとか見ない方がいいと思いますよ。とにかく何も考えないことです。え? それじゃ飽きるって? そんなときは当メールマガジンを読んでサンセットまで待ちましょう。

星野リゾート バンタカフェ


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