残念ながら生きてるだけでうっかり誰かの役に立って循環しているので降参しましょう✳︎菌の世界からのお便り
今日はオンラインサロン内で
メンバーさんに好きなことをひたすら語ってもらうイベントをやりました。
今日のテーマは
「発酵文化人類学と菌」
について。
菌や微生物の観点から
働く、仕事、お金ってなによ？
を語ってもらいました。
微生物の世界から人間界を眺めてみると
なんてちっぽけな価値観の中で生きてるんだろう
って思い知らされる。
たとえば
発酵→○
腐敗→✖️
これすら菌は善悪を意識していない。
私たち人間が勝手に決めた概念。
ただただ栄養をたべて
ただただ反応を起こして
副産物を産み出していく。
うっかり、、
うっかり起きていることだ、、、
しかも、腐敗しても絶妙なバランスでまた自然界の中で循環が起きるわけで
腐敗すら、うっかり役に立っている。
そして、菌はそこ(腐敗)に
なんの罪悪感もないだろう。笑
人間界でも同じことが言える。
自分がそこに存在して
呼吸して、排泄して、生活することで
お金もかかっているし(つまり誰かにお金がまわっているし)
誰かに、なにかに影響を及ぼして
循環してる。
生きてるだけでうっかり循環してるのだ。
私にはなんの取り柄もありません
私はここに生きてても迷惑です
生きづらいです
うまくいきません
私には、私には、私なんて！！
っていくら責めようが
あんな言動も
こんな生き方も在り方も
残念ながら役に立ってるんだから降参しましょう
あっかんべー
と菌に言われているようです。笑
しかもわりとそれは
自分から消し去りたいくらい
目を背けたいくらいの短所がそうだったりする。
だからね、もう
自分じゃない
いい子にならなくていいね。
うんざりしながら
「こんなでも存在してたら役に立ってるらしい」
って
自分を殺菌しないであげたいよね。
コロナで自粛生活をしながら
自分自身との濃厚接触ななかで
自分の受け入れられない部分(菌)に気づいちゃったひと
たくさん居ると思うけれど
菌の在り方、すごく参考になるなと感じる。
そして、誰かの合わない菌(性質)と対峙してるときも。
その問題から産まれた副産物はなんだろう？
その視点は
かなり生きる時間に奥行きを持たせてくれたりする。
そう思うと
みんな本当は目的を得ることより
「そこへ向かう副産物の豊かさを味わう」ってことを
生きること
を通してしているんだろうな。
「目的にむかうはずの副産物」
という化学反応の積み重ねを味わうこと
が人生ならば
生きてるってなにがあるかわからない
死ぬその瞬間まで未知数の冒険はかなりワクワクしてしまうなあ。
このお話しを聞いて
私がただただ生きているだけで
うっかり役に立ってしまっていることはなんだろう？
と書き出したくなりました。
みなさんのそれはなんですか？
ほんっと抹殺したい部分であっても、笑
大きな視点で観たら
案外そんな副産物を
ギフトとして振りまいてたりするんだろうし
それがあなたの大切な仕事らしい。
残念だけど、降参しよう。笑
●今日のスピーカーお里さんのブログ◎
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