本当の自分を出せた時　本当の相手と　巡り合える

今　私が本気で感情を出す時は　全てを失う覚悟で出している　笑。

まだまだ　人の力を疑っているので　これをしたら　逃げるでしょ。

これをしたら　さすがに　ダメでしょ！　嫌になるでしょ！と思いながら

ほらね！やっぱりね。と言う言葉も　一人で生きていく覚悟も用意して　自分を出しているのだ。笑

そうしないと　新しい世界が見えないと思って　この年になってやっと　とても勇気を出して　チャレンジしている。

彼は　その私の勇気を　受け取るかのように

何があっても　立ち向かってきてくれる。

感動するくらいに。

何度でも　意見を言ってくるし　言い合いにも　険悪なムードにもなるのだけど

私が　私を　いくら出しても　彼が引いていくことはなかった。

私のことを　気の強い頑固さんとか　ブーブーうるさい人！と言いながらも

必ず　私の前に現れて　向き合ってくれるのだ。

そして　その度に　彼との関係が　固まっていくように感じる。

だんだんと　不安が無くなって　だんだんと　信頼の方が強くなって

彼だからこそ　私を相手にできるのだなと　尊敬すらする。

母がよく　もっと　包容力のある男を選びなさい！と　言っていたけれど

包容力って　綺麗ごとじゃないのかもしれない。

向こうが安定していて　何を言っても許してくれて　受け入れてくれて　自由にさせてくれて…

と　そんな風に受け止めていたけれど

色々　ぶつかり合いながら　お互い　本気を出して　さらけ出しても　もうダメかもしれないな…と思っても　尚

一緒に居ようとしてくれる　その想いと行動。

それが　包容力なのかもしれない。

人と人には　エネルギーバランスがあると思う。

合いたくても　合わない人もいる。

こちらが本気を出せば　目を逸らしたり　距離を置いたり　適当に答えたり

引いてしまったり。

私は　そんな人たちを　たくさん見てきた。

まだ　こちらが　本気も出していないのに…

本気を出せば　明らかに　良いことにはならないなと感じるような　そんな感覚。

私を生み出してくれた両親でさえ　私が思うようにすれば　手を焼いて　受け止めきれない感じだったのだから

他の誰も私を相手にはできないだろう…と寂しく感じながら

それでも　どこかでいつも　私を　受け止めきってくれる人が

どこかにないか　誰かいないかと　ずっと探していたように思う。

彼と付き合っていても　まだ　その気持ちは消えていなかった。

大好きなんだけど　繋がれていない。

いつでも　関係が壊れてしまいそうな　そんな感覚があって　

私が　彼だからこそ！と　心底　思えるようになったのは

好きを超えて　失うことも覚悟して　私が私をさらけ出してからのことで

それから　彼の態度も　明らかに変わった。

他人から　身内のように　深く受け止めてくれるようになったと思う。

子供や　親や　在ることが当たり前ではない相手との関係の中で

大好きという　たったひとつの条件だけで

相手を信頼していくって　難しい。

だけど　他人だからこそ　難解で　奥が深くて　これほど　やりがいの感じられることはない。

そして　その強く深い愛の繋がりを知った時

今までにない　生きることへの安心感が得られることを　今　体験させてもらっている。

もしかしたら　親よりも　近しい存在なのかもしれない。

これが　できる相手か　そうでないか…。

それが相性なのだろうし　

男女のエネルギーバランスなのだと思う。

彼との　絶対信頼の中で　私は　子供に帰れたような　本当の自由になれたような

そんな穏やかさと　深い安心感と　満足感を与えてもらっていて

更に　女らしく　柔らかに　時には強く　居させてもらえている。

相性の良い相手というのは　最初から　整った形が与えられるわけではなかった。

お互いに　本気で向き合う勇気を持っていて

ぶつかり合って　違いも受け入れて　それでも一緒に居たいと思えるかどうか。

そのやる気とパワーの合致だと思う。

言いたいことも　遠慮なく言わせてもらえるようでなければ　一緒にはいられない。

喧嘩するほど　仲が良いと　昔の人が表現したのは　そうゆうことなのかもしれないな。

彼は　色々言うけれど　この私を受け入れてくれる　包容力のある人なのだと　私は思う。