時間で身体を売るな。

恋を仕事にしたい、咲音です。

そんなことを小学一年生の時から変わらず言い続けています。


さて、今回は「時給」という給料体制で働く人たちの話です。

とくに、学生の場合の話だと思ってもらって結構です。


これは言われていることかもしれませんが、時給で働くと「時間さえ消費すればいい」という考えがどうしても生まれてきてしまいます。時間を消費するのに、怠けることに必死だった人が、上がれと声がかかりそうになる直前に無理矢理仕事を見つけて時間を引き延ばそうとする。という光景も見てきました。要するに…


ダラけます。

ダラケ、ダラケです。


雇われている側からすれば、忙しくない場合には時給で働くと得だと思います。なにもしなくてもただ時が経つのを待てば、お金は自動的に自分のもとに入ってくるのですから。しかし、お金だけでなく「サボり癖」というのは自分の元に残ってしまいます。これは貰っている額以上に大きな損害です。

成果制の仕事であれば、どうすればそれを達成できるのかということを考えて行動するようになります。自分が稼ぎたい金額に合わせて目標を立てることもあるでしょう。

私が思うに、居酒屋などの雇用体系が成果制になればもっと活気づくと思うんですよね。自分が時給で働いていた居酒屋時代には、一緒に働いてる人よりも「飲み物のおかわり」を取ってきた自信があります。経営者側に立ってみると、その方がありがたいです。

バイトはただホールで食器を運ぶだけでいいのか、もちろん黙って帰ってくることもできるが。それでいいのかということだ。機械がやっても同じならばそこに自分がいる意味はなんなのか。

愛着を持てる経営者など個人店ではありえることかもしれないが、「金銭」でしか繋がれていないことが多い大衆居酒屋などでは食器を下げに来た人が疲弊している顔で黙って帰っていくことが多い気がする。その印象は会社にとっても自分にとっても損である。


話は変わるが、ピアスをあけたり、タトゥーを入れるときに、「親にもらった身体なんだからダメだよ」という止め方をする人をよく見かけます。

だとしたら、

親に貰った身体を「時給900円」という低価格で見知らぬ人によって酷使されうる存在になっていいのか。

よっぽど身体を酷使するブラックなところに行くくらいなら、水商売と言われるところで働いた方がいい。時給4桁以上で働けるから、両親からいただいた身体のことを考えると、まだその金銭的価値は高まる。

今後、働き口を見つけるときに参考にしてほしいが、今のところをすぐに辞める必要はなく、今の給与システムが時給でないとしたらと考えて、自分の中でバイト中の「加算システム」を作って、これができたら100円とか妄想しながら働くといい。それを同じバイト先の人とやると楽しく働くことができるだろう。

いざとなれば、自分の時間を切り売りすればいいという発想をやめましょう。

売るべきは時間ではなく、能力であるべきだ。

時給という考え方を捨てろ。

よい、働きを。


それではまた。

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