自分と世界を身近に感じた1週間だった

この1週間、海外旅行に行ったわけでも、海外にいる人と話した訳でもないのに、世界と自分をこんなに身近に感じた1週間は初めてだった。

世界では、
2月21日　ロシア　ウクライナ東部の親ロ派独立を承認
2月24日　ロシア　ウクライナ侵攻

私はと言えば、
2月20日
アメリカで約248年ぶりの冥王星リターンの日。私はこの日付を2019年に聞いた。「この日に何が起こるんだろう？」ずーと思っていた日がやってきた。特に何もないやんかと思ってた。

2月21日
個人的に色々入り用で「株を売ろう」と決め、証券会社に売り注文の電話をした。「ウクライナ情勢が不安定ですから、今お売りになるのは慎重に」「しかも、アメリカは今日プレジデントデーで市場が開いておりません。NY市場で売り注文される場合は、明日もう一度電話してください」毎年2月の大第三月曜日が祝日なんだ、知らんかった。

冥王星リターンの日の翌日がプレジデントデーかぁ。

そしたら、「ロシア　ウクライナ東部の親ロ派独立を承認」なんていうニュースが流れてくるではないか！

えー、冥王星リターンってこれ？でもアメリカの話じゃない。ロシアとウクライナの話だ。

アメリカとロシアの戦争が起こるなんて考えられない。
でも、でも、冥王星は、死と再生・リセット＆リスタート・根底からの変容・破壊と再生などなかなか強烈なメッセージ。でも、戦争じゃないよね。

2月22日
この日は「変化する日本経済と暮らし方の選択肢」というタイトルのセミナーを開催していた。このセミナーのために、ここ2週間ぐらい真面目に小まめに新聞を読んでいた（私はいまだに紙の新聞好き派）

「未来の暮らし方は日本経済の変化とともに当然変化するし、
日本経済は世界経済と密接に関係している。
つまり未来の私達の暮らし方は、
世界経済のと密接に関係しているし、変化ととも変化する」

「ウクライナで起こっている事、起きるかもしれない事が、
自分の暮らし方にどう関係するのか、
ご自身でも考えてみて下さい」なんて言ってたんだ。

そしてこの日、証券会社に電話して「指値売り注文」を入れた。

日本が夜を過ごしている頃、NY市場が開き、株価はグングン下がっていった。ヒョぇーー－－

2月23日
日本は天皇誕生日の祝日。証券会社に連絡することはかなわず、「あー、約定できなかっただろうな」「まだまだ下がるかな」と落胆。
色々入用の私にとって約定できなかった事実はけっこうまずい。
この時初めて「プーチンさん、なんてことしてくれるのよ！」「なんでこのタイミングなんよ」「私を困らせるためにやってんの？」一国の元首に対して個人的にブーたれた気分。

と同時に真剣にウクライナ情勢ニュースをチェックし出した。株価の今後の動きを予測できるような材料が欲しかった。分からないなりに「どうなんの？どうなんの？」自分なりの予測を立てながらネットサーフィンしていたら、西と東の緩衝地帯となっている国々の背景や現状も知る機会になった。

2月24日
ロシア、ウクライナに侵攻。まじ？？この時代にこんな事起こるの？？
NY市場さらにドカーンと下落。
もうこのまま上がらないんじゃないか？上がるとしたら何が起こるのか？
「プーチンさん、何がしたいの？何が目的？どうなったらやめる気？」

占星術友達とは「冥王星リターン通りになってる？」「もしやロシアも？」「ロシアは土星リターンやんか」「まじ？？」「他の国は？」「えーと」

私にとっては、自分史上最高に国際問題を考えた興奮度MAXの日。その発端は「少しでも高値で株を売却したい」という感情からだけど。

2月25日
ロシア、ウクライナの首都キエフを包囲したとニュースで流れる。
「何これ？昔のベルリンみたいになっちゃうの？？」「こんな事この時代に起きるの？」

ベルリンの壁が崩壊して、インターネットが発達して、世界中のニュースを世界中の人が共有するようになって、世界は１つになったって感じてた。

それなのに、いまだに緩衝地帯とか、何なの？　国境ってなんなのよ？　領土ってなんなのよ？　国境ってその土地その土地の伝統や文化を継承するためのラインであって、土地を奪い合ったり、争うためのものではないんじゃないの？

そして、何故かこの日から株価が上がりだした。なんでー－－？？

2月26日
ロシア、ウクライナの首都キエフへの攻撃を開始したとニュースで流れる。

この日私は、ヘッドマッサージを受けていた。同じ地球上に存在してるのに、こんなにも違う日常に対して感じる変な感じ。その帰り道、横断歩道の信号待ちで見上げた空は、めちゃくちゃ青く澄み渡ってた。
「今、キエフではこの空の上を戦闘機が飛び交ってるの？？」
想像できずにボーっと眺めていたら、1人の女性が近づいてきてチラシを渡された。
「米軍基地・辺野古埋め立て工事不承認を指示します」と書かれていた。
「・・・」「私が頭の中で戦争のことを考えてたのが見えたのかしら？」

2月27日
そして今日、今週を振り返りながら、この1週間を忘れないようにするために記事を書いている。今週自分の中で感じたことが、将来どこかで何かに繋がるような気がしているから。