幻の酒
まだ足は痒い。暑い困る。
そんな時は酒を飲む、ほんとはそんな時じゃなくても飲む。
わたしはお酒が好きだ。
もし、わたしが森見登美彦なら、電気ブランではなく、このデルカップを幻の酒としただろう。とはいえ、電気ブランを好きになったのはあの小説読んでからだけど。
デルカップとの出会いは、大阪西成区だった。
安すぎる物価の商店街の脇にあるワンカップや鬼殺しが並ぶ自動販売機の中で一際目立つデルカップ。
甘口と辛口があるが甘口がめちゃくちゃ美味しい。辛口は癖が強すぎる。150円。安い。
そんなデルカップを飲みながら商店街を抜けると三角公園という想像を絶する光景が広がる。本当に日本じゃないみたいだった。下手したら未来で苦しくなった。いちゃいけない感じがした。でもとにかくデルカップは美味しかった。
もう西成区出なきゃ出会えないと思ってたけど、たまーに北区あたりでみつけることができるデルカップ。
うまいぞ、デルカップ。
カバー写真は辛口だけど、
甘口の方が俄然好き。
好きだぞ、デルカップ。
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