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【元Fラン大学生が教える】期限間近のレポートの仕上げ方<文系編>

◆諸注意

・この記事では筆者の経験に基づいた体験談を記述しています。
・対象はレポート作成指導を受けていない、大学1年生、2年生です。教員からレポートの書式に関して指導があった場合は必ずそちらにしたがってください。
・単位取得の保証などは出来かねますので、ご理解の上お読みください。

◆レポート作成で最も大切な事

期限に間に合わせる事!
いきなり身も蓋もないと思われるかもしれませんが、特に学期末のレポートは内容はともあれ提出することが大切です。
大学の教員は成績を教務課などに提出する期限が定められています。つまり、「レポートが完成したら出します」といわれても、先生方は大学に成績表を出さなければならない日にちが決まっているので手元にレポートがなければ採点できません。仮に30点の出来だったとしても一度先生に提出して、まだやる気がある旨を伝えましょう。

多くの先生はレポートの提出期限を、成績を決定しなければいけない日の1週間前前後に設定しています。あなたの日頃の受講態度が良ければ、仮受け取りとして、期限を2,3日延ばしてくれる場合もあります。

大切なことは、提出する事と先生に相談することです。

◆レポートの仕組み

多くのレポートは各学術分野の論文を簡略化した形式をとっています。書式や体裁と言われるもので、これは学部学科が変わるとがらりと変わります。茶道や剣術でも流派が異なると別の流派の経験は通用しないのと似ています。

例えば、私の専門とする心理学は文理折衷科目のため、若干理系の書式が混ざり引用論文などの書き方がとても厳格です。一方歴史学などは引用が長くなることもあるため、一部省略が認められていたり、そもそもの構成自体が違う場合もあります。

さて、今回は文系偏ということで歴史、社会、法律などの学科またはそれらの科目を教養科目として履修している、1年生や2年生だから許される初歩的な「大学のレポートの仕上げ方」を提出まで時間がないと仮定して解説していきます。ここからは、自分のレポートが「~について述べよ」、「~をまとめよ」、「~考察せよ」となっている人が、対象です。実験を行う形式のもの(心理学系)はまたの機会にじっくり行おうと思います。

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