お金が必要!アコムはダメ、銀行はOK。親は偉大。
どうも、まあまあ大企業で中間管理職をしているライジングです。
今日は私がギャンブルを覚えたての若い時に、頭の悪い、お恥ずかしい行動をとっていた話を記事にしてみようと思います。
銀行=お金=貸したり、借りたりできるところ、という認識を小さい時から持っていた私が少し大人になって勇気と希望を持ち始めた矢先に起こしたバカの一つ覚えでもある異常行動です。
若い時の私の1日のルーティーン
当時まだ20代前半だった私は先日の記事にも記載しましたが、スロット北斗の拳に大ハマリし、友達と朝からパチンコ屋に並び私のお金の体力が尽きるか、お店のメダルがなくなるのか?をというような、正に現代のローランドのような究極の二択に近いギャンブル生活を私は日々繰り返す毎日を過ごしていました。
そしてあなたにも簡単に予想がつく通り私は見事に負け続け、貯金もなくなりついには生活費にも手を出してしまい、当時資金が底をついた私は回せるのはパチンコのハンドルだけで、私のクビは全く回らなくなってしまいました。
友人と相談
そしていつもなら誰かしら周りの人間(先輩や友人)がギャンブルで勝ったりしてお金を持っている状況なのですが、その時に限って全員が金欠状態に・・・。
ギャンブル仲間でもある親友のT君と私は「やばい・・・みんなお金持ってないから借りることができないし、このままじゃ僕たち確実に生活できない・・・、どうしようT君・・・」二人はパチンコ屋でボーナスが当たった瞬間のつい数時間前の笑顔からは考えられないほどの絶望に苛まれた表情を浮かべて途方にくれていました。
「とにかく何か方法を考えよう!諦めちゃダメだ。絶対に抜け道があるはず、頑張ろうT君!」と私はアクションSF映画のヒーローばりに敵に打ちのめされそうになりながらも希望を探そうと前を向くようにT君を励まします。(※注意①:ただギャンブルで生活費使い込んで負けただけです。)
するとTくんも頭が悪いのですぐに希望を取り戻し、二人は少しづつ自分で作った負債という見えない敵を倒すべく、前向きに打開策を考え始めました。
「んー、あいつはダメ、あいつもダメ。さすがに女友達に借りるのは気まずい・・・、あの先輩もお金ないし、後輩に借りるのは恥ずかしいし・・・んー・・・」とない頭と人脈をフル回転させてT君と必死になって考えました。
そして遂に圧倒的打開策がイナズマのように私の頭の中にアイデアとして降臨したのです。
「T君これだ!!お金を大量に持っているところがあるよ!!」
T君が言いました「どこだよ?そんなとこあるっけ??」
私は言いました「あるじゃないか!!銀行だよ!!!」
そしてT君も「おー!その手があったか!!!銀行ってアコムやレイクやクレジットカードと違ってなんだかやさしいイメージだし、絶対助けてくれるよな!!もうそれしかないし明日二人で突入しよう!」と二人はまだお金も手にしていないのに生き返った〜、と言わんばかりの安堵な表情を浮かべていました。
(※注意②:ここでの発想がなぜアコムとかレイクやクレジットカードという発想に至らなかったのか?という疑問を解決すると、ここに関しては本当に親に感謝なのですが、昔から消費者金融は絶対にダメ!!という刷り込みが脳内で行われており、その刷り込みのオカゲで消費者金融でお金借りる=返す額がすごい高い=返せなくなく=怖い人出てくるというイメージがあったため田舎者で小心者である私とT君の選択肢の中にそもそも入ることはなかったのです。本当に親に感謝ですね。ありがとう。)
銀行へ突入
そして私達は銀行強盗ばりの勢いで翌日2人は銀行に乗り込みました。受付の綺麗なお姉さんに二人は言いました。
「お金を貸してください!(満面の笑顔)」
お姉さんは言いました「ご融資でしょうか?目的はどのような目的で、金額などはどのぐらいでお考えでしょうか?」
僕たちは融資という言葉の意味すらあまりわかっていないほどの無知だったのですが、なんとなく借りるという意味だろうということを理解してお姉さんにこのように答えました。
「はい!融資お願いします!!目的は生活費です!!!一旦借り入れ金額は今月の最低生活費である2万円で考えています!よろしくお願いします!!!!(ニコッ)」
私とT君は遂に生き延びるための最後の一言を吐き出しました。しかしその後返ってきた言葉は青天の霹靂のような一言でした。
「そのような生活費のご融資は行っておりません。」
「え・・・・・」
二人はまるで福本漫画に出てくるぐにゃ〜状態に陥り、銀行の中で崩れ落ちました。
二人のイメージしていた銀行とは全く違い、無知による行動の浅はかな考えを悔やみながら、私はT君とそのまま歩行も困難な状態だったので、二人で肩を抱き合い家に帰りました。
最後は結局親
まあこの話の結果としては最後は親に全てを打ち明けお金を借りることでなんとか生き延びることができましたが、親にも銀行などに行った経緯を説明すると、とりあえず誰かにお金を借りるぐらいならすぐに連絡しなさい!!とすごく厳しく怒られる結果となってしまいました。
今回私が小さい時に親からのしっかりとした教育がなければ私達はすぐにアコムやレイクに手を出し、未だに借金を返済していたかもしれないと思うとゾッとするのと同時に改めて親の存在の偉大さとありがたさを痛感しました。
人間は性弱説だという記事も書きましたが、本当に心からそう思いますね。
弱さ=欲求につけ込むビジネスが世の中にはコロナ以上にまん延しています。(欲求=価値ともなるので、ここがビジネスの面白いところではありますが。)
欲求=価値であり、また価値が過剰な欲求を引き出すことで人間を崩壊させる可能性があることもまたおもしろいですね。
話が脱線しましたが、本日は私が若い頃の無知ゆえのお恥ずかしいお話を記事にしてみました。もしかしたら同じような行動をとって恥ずかしい経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?
それではまた次の記事もお楽しみに〜。
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