僕の光

死にたくなったら電話して、だなんてありきたりなことばを僕は本気で君につたえる。君はなにもわかってくれないけれど。今日も死にたいねってLINEがくるんだよ。僕は君を支えたい救いたかったの。だけど僕じゃ足りなくて、僕だけが君の見方でいたかったのに。

君はわたしのこと助けてくれますか。汚くてぐちゃぐちゃな腕、ケロイドだらけの、根性焼きだらけのまるでクレーターのような腕を。撫でてくれますか、舐めてくれますか。ドンキでコスプレ買おうよなんて煽ってさ、電話越しによばれる僕の名前に心が疼いた。必死に名前を呼ぶ君に愛おしいと感じた。絶対に手離したくない。地球が無くなっても2人だけで生きていたい。弱くて心配性な君が大好きです。僕がタバコを吸う度やめようよ、なんて弱々しく伝えてくれる君が好き。寝る前の甘い声で呼ぶ僕の名前、も、すき。可愛いって何度も何度も伝えてくれて ビデオ電話なんかしちゃったらスクリーンショットばかり撮られちゃって、嬉しいんだ。大好きなんだよ、ねえ。伝わってるの?? 君じゃないとだめなんだよ。行ってらっしゃい おかえり お疲れ様 おはよう おやすみ 全ての言葉を伝えたいの。 朝には朝の挨拶を、夜には夜の挨拶を。言わせてよ、僕に。

君は太陽のように眩しくてその眩しさが、あたたかさが心地よくて大好きです。目覚める理由がなくなったら、って朝起きる理由が、なくなったら、どうしようってふと不安になる。だって君は僕の太陽だから。ねえ、わたしちょっとさむいんだ、だから。ね?あたためてよ 抱き合おうよ、そしてみっくすじゅーすみたいに溶け合うんだ。ふたりどろどろと。君と一緒になれたらなんて幸せなんだろう、幸せになるなんて初めてで少し怖いけど、君とならなれるかも、なんて。ちょっと期待しちゃうよ。ねえ、だいすきだよ、君の恥ずかしがり屋なところも小声で好きって伝えてくれるところも。だから、離れないでね。てか離さないから。もう少しだけ生きてみようかななんて君は思わせてくれたんだ。わらっちゃうよね。だけど生きたい生きたいイキたい。約束だよ。ね。


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