希死念慮に囚われて

死にたいのに死ねないんだよ死なせてくれないんだよたすけてくださいどうか、どうか、死なせてください致死量の薬を飲んだはずなのになぜかぼくは生きていて、過去の傷をなぞっては愛おしくて苦しくて恨めしくて。心臓が誰かに握られているみたいだ。自分の意思で起きていない。この手は誰のもの分からない私のもの。私のもの。そのはずだから、おかしい、文字すら出てこない乖離が酷いたすけてください怖いです。涙しか出て来ません、泣くことしか許されていない、もう泣くことすら許されないのかもしれない。そうなってしまった時とき僕はどうすればいいのだろう。どう生きれば良いのだろう、死ぬ事を考えているのに生き方なんて考えて矛盾しているね。だけど本当に死にたかったんだよ、本当だよ。ねえ。ねえゆるして、おねがい、許してくださいいい子にするので、許してください。笑顔でいるから馬鹿な女でいるから、安い女でいるから。私の事ちゃんと愛してよ、わたしが、すき、って私を見てください。わたし、優しさに弱いからすぐに酔っちゃって。ダメだよね気持ち悪いよねごめんなさい。たすけて、こんなとこ抜け出したいよ病院なんてあたまがおかしくなるこの苦しさ誰かに分かってもらいたい理解してもらいたい、気づいてもらいたいの。優しく包んで欲しいの。助けてくださいどうか、私の事忘れないで見捨てないでお願いします。ゆるしをください。わたしのこと、いつかころして

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