見出し画像

烏瓜のなる秋の家の絵を描きました|芸術 絵画

烏瓜が好きなんです。赤くてころんと丸くてとても可愛い!

子供の頃から、烏瓜を見るとワクワクします。あと鬼灯もいいですよね。秋は色や形が面白いものがたくさんあって、自然を眺めるのがとても楽しいです。

秋アートはどちらかというとシックで大人しめな印象ですが、赤や黄色、紫など明るい色味も多いです。楓などが紅葉し始めて緑と赤のグラデーションになるなんて最高に素敵。今回はそんな明るい秋を描きました。

お気に入りの絵なので解説多めになりました。

烏瓜のなる秋の家

画像1

構造線は縦です。真ん中あたりから左右に別れます。

画像2

左半分の主役は窓と椅子です。窓にかかっている銀の吊鉢は葉の重さで傾いています。窓の右下の鉢植えの花はそろそろ散りそうです。この絵の中で花はこの鉢植えの朽ちかけの花一輪のみです。春ではなく秋なので、葉っぱと実が画面を賑やかせます。

画像3

右半分の主役はドアと烏瓜です。烏瓜は左半分には描かれていません。左側の椅子とドアが同色なので一枚の絵である印象を与えます。ドア上部の11の数字に深い意味はなく、描きやすかったという理由で11にしました。ドアに描いてある模様はどこかの写真で見かけてあやふやな記憶にあるものを描きました。「中秋の名月」は満月ですが、満月だとただの円になっちゃうので、やめました。この三日月も反転させてくっつければ満月です。

画像4

椅子の上の植木鉢にはグミが実をつけ、実を採りに小鳥がやってきました。足元にもたくさんグミの実があって、何度か往復するつもりです。今は巣に持ち帰ろうとする直前です。絵に動きが生まれる部分です。

画像5

画像6

私は石が好きなので、石を積み上げた塀などにはワクワクドキドキします。個人的に、この石積塀が気に入っています。描き出した時は上手く描けるかわからなくてハラハラドキドキしていましたが、ランダムな大きさの石が積んである感じがなんとなく出せたので安心しました。

上部の楓の葉はもっとたくさん描こうと思っていたのですが、すでに画面が派手になっていたのでやめました。明るい色がたくさんあるのに寂しい印象を受けるのは、ドアと窓がしっかり閉じていて人の気配がなく、画面下部がほぼ真っ黒だからです。

かいていて一番楽しかったのはやっぱり三つの植木鉢に入った植物です。葉っぱを一枚一枚描くのが好きです。

制作時間はトータル12時間。今回は途中で乾燥時間をとる必要がなかったので2日間で完成しました。

絵画レンタル「Casie かしえ」にて作品好評レンタル中

スクリーンショット 2020-09-23 22.45.33

プロが源泉したアート作品をレンタルできる、話題のアートサブスク「Casie かしえ」にて雨星立夏のアート作品をレンタル中です。

月額500円〜レンタルできますので、覗いてみてくださいね。

プロが厳選した7000点以上のアートがずらりと並んで、絵画一覧をみているだけでも楽しいですよ!

立夏の一番人気はこちらの絵画です↓

作品はこれからどんどん増える予定ですので、チェックしてみてくださいね!

Instagram、Twitterのフォローをお願いします

作品の最新情報や、制作途中の様子などをInstagram、Twitterに投稿しています。フォローしてもらえると嬉しいです!



それではまた!

雨星立夏

スキ、フォロー、サポート時に出てくるメッセージは主に夏目友人帳についてと私の独り言です