見出し画像

新人マーケ担当は自分をヒントに

フリーランスになって早1ヶ月。

振り返る間もなく忙しなく時間が過ぎていきます...。有難いことにご相談をいただく機会もあり、10月からスタートするお仕事もちらほら決まってきました!会社員の時よりも仕事の幅が広がり、可能性を感じ初めています。
この記事を書いた頃の自分に、とにかく頑張れ、と言いたいです。

私へのご相談で多いのは...?

ご相談いただく中には、
「マーケ担当者はいるものの、何からやっていいのか判断がつかない。」「マーケ担当として仕事しているけど、他にも業務が盛りだくさんで、とてもじゃないけど追いつかない!」
「SNSやってみたら?って上から言われてるけど、営業担当が片手間でやるくらいでいい訳ないよね?」
といったものが多いかなと思います。
地方あるあるなのかもしれませんが、とにかく人手が足りてない様子。
他の業務と兼務しながらマーケを担っているような状況が多いかなと。

きっと、同じことに悩んでる担当者は多いはず。
私も未経験でマーケ業界に入ったので、「何したらいいかわかんない!」という不安な気持ちにも共感できます。

新人マーケ担当が意識したいこと

それぞれ状況は違うと思いますが、これだけは意識して欲しい!と思うことが1つあります。それは「自分自身の過去・現在の購買行動」です。

マーケ関連のビジネス書には、たくさんの理論やフレームワークが紹介されていていますが、一旦置いておきましょう。理論やフレームワークが重要ではない!と言っているわけではないので、無視はしないでください。ゆくゆく、でいいと思います。

まずは「過去・現在の自分だったら、この商品(=自分・会社が売りたいモノ・サービス)にどうやって出会うだろう?」ということを想像してみるといいと思います。

想像する時に考えてみてほしいのが、こちら。

5W1H
Who(だれが=自分)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)

この6つであれば、初めの一歩として考えやすいのではないでしょうか?
この要素をもう少し深く考えるとするなら、上記にいくつか条件をつけてみるといいと思います。

Who=(年齢・男女・職業・趣味・平日や休日の過ごし方など、人物の特徴についての条件
When=(朝の支度時に?通勤中に?テレワーク中に?家事・育児中に?などのシーンについての条件
Where=(移動中の乗り物で・家で・スーパーで・スマホで・Instagramで、などの、場所+媒体・メディアの条件
What=(商品そのものを・商品の広告を・商品の口コミを・商品の営業を、などの商品に関連するPR媒体の条件
Why=(意識的に・偶発的になどのシーンについての条件
How=(実際に手に取って・誰かが噂話をしていて・チラシを目にして、などの5感

あくまで一例ですが、こんな感じで条件を付け加えていくと、自然とターゲットが浮かび上がってくるんです。
これが具体的であればあるほど、次の打ち手が見えやすくなります。

ひとりで考え過ぎないこと

5W1Hを考える時もそうですが、出来上がったものに対して、何人かに意見をもらえるといいと思います。過去のお客様を知っているような人がいいと思います。
あなたが考えたものと、過去のお客様の購買行動をすり合わせてみて、整合性があればOK。整合性がない場合は、何が違うのかを考えてみてください。新しい打ち手のヒントになるかもしれません。

理論・戦略・数値目標は考えるべきだけど、まずはできる範囲で

地方では、片手間・兼務でマーケ業務を担う人がたくさんいると思います。理論・戦略・数値目標などはもちろん大切ですが、そればかり考えていても何も始まりません。まずは自分をヒントに、消費者について考えてみることから始めてみてください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?