2021年の色々を振り返る(というほどのものかもわからない)①

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
気まぐれnote、今年はもう少し更新するかもわかりません。いや本当にわかりません。何せ私は物書きではないので”書く”という行為自体そのものに着手することに腰が重くて…。
と言いつつも、記憶を整理したり考えをまとめたり、じゃあ何したいのってことを綴っていくのは話すよりも書く方が整理できるので、
今年は己の成長のためにも、少し言葉にすることを続けてみようかなと思った次第です。
今年の目標!なんて記事をその一発目にするには、あまりにも決意がみなぎりすぎて私っぽくないので、去年のことをサラサラ振り返りながら今年につなげていこうと思います。

・昨年読んだ本の話

昨年は多分台本を除いて20冊くらいは読んだ気がします。たまに思いついたようにTwitterに感想つぶやいたりもしています。(アカウント:@rainknow)
私は基本的にあらすじを読まないで表紙のイメージで、読んだとしても帯に書かれている事くらいで決めるのですが、どうにも明るい本に出あえません。
柳美里とか篠田節子とか、もう好きな作家さんがそっちの方向だから仕方ない気もしますが…たまには…ね?笑

すみませんが、どなたかご存じでしたら日向ぼっこしているような気持ちになれる本を教えてください。
私が喜んで読んで感想をお伝えします。

①カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」

→このお話、ドラマ(三浦春馬さんと綾瀬はるかさんがでてた)とかで観たことはあったんですが本で読むのは初めてでした。冬場に読んでいたのですが、ジャストな季節に読めたような気がしています。

ある寄宿舎で暮らした子供たち、大人になって知る逃げられない使命、愛とは何か生きるとは何か。

これはフィクションなんですが、不思議とノンフィクションな気さえしています。大人のおとぎ話、という印象(あくまで個人の感想です)

②岩井俊二「零の挽歌」

→岩井監督の初美術ミステリー小説です。
私は無類の岩井俊二好きなので、新作は毎回読みます。
岩井監督の小説は絵画のような音楽のような読み口なので、絵がテーマになると想像の世界にふわっと浮かび上がりするするっと読み進めてしまいました。いや、ミステリーは結末気になりますしね。
監督自体が写実画家・三重野慶さんの作品に触発されて執筆された作品とのことで、本の表紙もその方の画ですが写真なのか絵なのか言われないとわかりません。

”ナユタ”という絵師がモデルにする女性たち、彼女たちは例外なく死んでしまう。彼の特集記事を書くことになった記者の花音。
取材していく中で見えてくる真実。

③若林正恭「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」

→お笑いの人は頭がいいのだなぁと改めて思わされる1冊。
メインは筆者のキューバ旅行記、そのほかに短編のエッセイや旅行記が数編入っています。
めちゃくちゃ生きずらそうだなーと思う反面、それ私もわかる!というようなところもあったりして笑ったりうなずいたりして楽しめる本。
今、二冊目のエッセイ「ナナメの夕暮れ」も読んでいます。

…と私的昨年のベスト3本はこんなところでしょうか。

あ、あと別枠に凪良ゆうの「流浪の月」ですかね。
この作品は、とてもよかったのですが感想を書くには自分の何かを暴露しないとかけそうもないし、大好きな李監督が映画化もされるので映画を観たそのあとにでも…。
勝手に宣伝、映画の公式サイトです。笑
https://gaga.ne.jp/rurounotsuki/

こんなところで第一弾終わりです。
次は映画とか映像系に行きます、多分、きっとまた数時間後に。
やろうと思ったときじゃないとやらないから。
色々と振り返るシリーズはこんな感じで、たらたらと多方面から己を振り返る公開日記です。(読んだ本にはそこそこ趣味趣向や性格がでます)

では、また。

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