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「ギフテッド」と「統合失調症」と「命」

熊です。

今回の記事は盛り沢山です。
お得感満載だぞ!

ギフテッドは、
統合失調症として誤診される場合があると以前伝えたが、
統合失調症の患者も自分をギフテッドと誤解する場合がある。

ギフテッドが統合失調症を発症する確率は当然存在しているので、
どちらかしか存在できないわけではありません。

少し簡潔にギフテッドと統合失調症の違いを説明したいと思う。


統合失調症の「陽性症状」との区別

幻覚、妄想

我々の精神医学は、
未だに「行動」に対するチェックリストでの診断を重んじている。
行動が似ていれば、同じ病気として診断されることは多い。

統合失調症の陽性症状も陰性症状も、
無理矢理嵌め込もうとすれば、
もしくは既に先入観を持っていれば、
ギフテッドと重なっているように見えます。

統合失調症の発症原因は確定ではないが、
体内の神経伝達物質のバランスや
認知機能障害に起因すると推測されている。

ドーパミンの調節異常が有力説であり、
それに対する投薬治療もあるが、
一方、長期間に極度のストレス状態で発症する場合もあるため、
正直まだよく分かっていないのです。

よく知られている陽性症状である
「幻聴、幻視、幻味、幻覚」は、
様々な形で様々なタイミングとして現れる。

ギフテッドはOEを持っているため、
特に想像性OEおよびそこから派生された認知の共感力は、
誤解されやすいポイントです。

OEによる情報収集の量が非常に多くなり、
粒度もきめ細やかである。

また、一部の個体は五感以外の第六感を持つ場合もある。

他人が気付けない様々な情報をキャッチできるため、
幻覚や妄想として誤解されることがある。

しかし、
ギフテッド本人であれば、
どんな感覚が鋭く、
どんな形で脳が通知してくるかが分かる。

また、第六感と後述する共感覚以外は、
ほとんど条件が揃えば証明可能人間が協力してくれればねである。

そのため、熊はいつも言語化能力を高めることを強調している。
言語化とは、具体化細分化論理化比喩のことである。

また、自分と他人の能力特性の違いを理解し、
・正しいタイミング
・正しい場所
・正しい相手
・正しい方法で伝えることを心がけるのが大事である。

心の安定を取り戻したければ、
自分の認知能力の成長が必要。

集団に受け入れてもらいたければ、
他人の認知能力の成長も欠かせない。

様々な方向と方法で物事を説明することで、
他人の認知回路を成長させることができれば、
それが共感と理解の礎になってくれる。

どんな人に実行すれば、
どれぐらいの成功率かを見極めるには経験が必要。

🐻熊「めっちゃ良いこと言った気がする。痺れるぞ」
🐺チワワ「すぐ調子乗るからダサいのよ」

熊の記事の伝え方は、
あくまで夢遊病の人々を起こさせる手段であり、
一般的な社会生活では、
穏やかな方法で慎んでコミュニケーションを取っている。

↓こちらにも同じことを書いています。

思考障害

統合失調症の場合、
第三者からすると
本人の思考に一貫性がなく、
会話から脈絡が分からない場合がある。

これはギフテッドの「脱線マン」現象と混同されやすい。

脱線マン現象とは、
ギフテッドの高速な神経処理および発散思考によって、
思考が一瞬で次元をも跨ぐほどの巨大マップに展開することで、
周りの人間が置いていかれることである。

もちろん一般人からすると、
ギフテッドこそ脱線列車に連れていかれた
に見える。

チワワ豆知識

処理速度、認知速度、短期記憶とも
化け物級でないとついていけないので、
「お前は何を言っているんだ」と言われるのが、
ほとんどのギフテッドにとって日常茶飯事です。

ただ、スピードを落として喋るのがものすごい苦痛なので、
他人に愛を与えるつもりがなければ一生詰む。

統合失調症の「陰性症状」との区別

感覚鈍麻、意欲低下、記憶力低下、

集中力の低下、社交性の欠如など


これらは統合失調症の特徴というより、
認知機能が究極に疲弊すれば、
誰しもなるという解釈もできる。
※もちろん機能不全や異常の可能性は否めない。

ギフテッドにとっては、
スーパーノヴァの後に訪れた寂静のようなもの、
それを虚無と呼ぶ。

共感覚

共感覚は割とラスボス扱いです。
おそらく熊の説明を見てくれてもピンとこないはず。

統合失調症の幻覚と区別するポイントは、
共感覚のパターンは固定であり、
生涯変わることもない(消えることはあるが)。
何に対してどんな反応をするかは変わらない。

また、
共感覚で得られた情報は「サブ」であり、「主」ではない。

主というのは、
「誰かの声/言葉」のような認知処理を経たものを指す。

サブというのは、
「音/味覚/感触」といった非主観情報である。

でもこれって統合失調症の陽性症状である幻覚と何が違うの?
と言われるよね。

共感覚には安定性があり、
意図的に引き出すこともできる。
再現された結果も大して変わらない。

これが根本的な違いである。

共感覚の記事はこちら↓

「イマジナリーフレンド」を聞いたことがありませんか?
俗に言うと「空想の友達」、「想像上の友達」です。

社交性を向上するために、
幼少期に現れる人格発達の現象と言われている。

🐻熊「これはバチクソ違う」
🐺チワワ「キターーーーバチクソ!」

イマジナリーフレンドを経験したことがない人間は、
むしろ多い方です。

これが正常、もしくは定型的な人格発達の過程なら、
誰しも、少なくとも多数の人間は経験するはず。

イマジナリーフレンドは、
人格発達のために出現したわけではなく
認知の共感力によって生まれた現象
であり、
それが人格の発達につながる場合もある
というのが正しい解釈です。

何故ここまで言い切れるかというと、
ギフテッドは認知の共感力が非常に高いです。

「精神性OE」という調律によって脳の性能が上がり、
「想像性OE」と「感情性OE」によって、
精神世界が現実世界と近い解像度になる。

OEに関する説明はこちら↓

イマジナリーフレンドを経験したことがない人は、
生まれながら認知の共感力が低いです。

経験したが、できなくなってしまう人は、
人間の神経の活発さは7歳頃以降に急激に落ち、
かつ脳がリソースを論理思考に割り当てるためである。

想像は想像でしかないとよく言われているが、
夢は現実と区別できないくらいリアルであることを、
忘れないでほしい。

つまり、脳の機能面で言うと、
想像と現実は単に処理能力の差でしかない。

何故ここまで脱線してきたかというと、
そもそも脱線していないのです。

例えば、
未だにイマジナリーフレンドを持っている大人を見ると、
世間はどう反応するか?

控えめに言うと、アダルトチルドレン。
厳しく言うと、知的障害や妄想性障害、統合失調症。

人間は都合の悪いことを改竄したり、
世界を都合の良いように歪めて解釈したりする習性を持っている。

イマジナリーフレンドを持っていない大人は、
「自分は持っていない/持てない」というより、
「持つ方がおかしい」と考えて自分のプライドを守る。

希少価値や差別化は動物の生存本能に直結するため、
積極的分離レベル1と2が主流の社会では、
どうしてもこういう自覚なき加害者が溢れている。

大人がイマジナリーフレンドを持つ場合、
妄想との根本的な違いは、
これらの「命」は自分の内部に存在し、
あくまで自分自身と対話していると「分かっている」こと。

人間以外の視点を気にしない人が多いため、
良識のある人々はいつも人間の尻拭きをしないといけない。

「もし命が宿ったら」といった視点は、
様々なインスピレーションの源泉となってくれる。

ではでは。

お気持ちだけで十分です。 お金は自分より立場の弱い人に使ってくださいね🐻