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私の王子様、いるなら挙手してもらっていいですか

唐突にそんなことを思う。今日本棚に仕舞った『リボンの騎士』のせいか、今聞いてる『ノンフィクション!!/Liella!』のせいか。でも欲しいよね、王子様。

王子(おうじ)は、王の子、あるいはさらにその子として出生し、王に即位してはいない男子のこと(王世子、皇太子に限らない)。またはその称号。

Wikipedia

そ~~じゃねえんだよな~~~。

しかしよく考えると、何が私の王子様なのだろう。顔が良ければ、お金があれば、優しければ、感性が合えば……?正直その誰にも救われないので必要ないんだけど。でも王子様は欲しいんだよ。

「このまま彼を、都合のいい神様にしちゃいけない」

仮面ライダーオーズ/OOO 42話

王子様って都合のいい神様……ってコト!?
まあそう。

新しいエディタ使いにくくてだめです。うえーん。

あまりに感想文のnoteを放置していたら、読了・視聴済み作品リストが膨れ上がったので、一言感想に留めて全て晒します。もう全てキチンとした感想を書く気力と記憶がない。
P.S.読了だけでいっぱいになったので、他の媒体は別にまとめます。

[本]

仮面の告白/三島由紀夫

お初の三島由紀夫。ブロマンスの界隈で「近江」という名前が象徴であることは知っていたが、由来はこれなんだと初めて知った。文章は読みやすかったが、特別面白いとは思わなかった。

雨月物語/上田秋成

『菊花の契り』と『青頭巾』が目的でそれしか読んでない。どっちも同じような話だった気がする。正直さっぱり覚えてないくらいには印象が薄い。

いま、危険な愛に目覚めて/栗本薫

名だたる小説家が筆を執ったブロマンスの短編集。どの話も印象的な珠玉の一冊。ルポルタージュのような『公衆便所の聖者』が一番お気に入り。好きすぎて借りた後に買った。

燃ゆる頬/堀辰雄

色々な短編集に収録されている短編小説。めちゃめちゃ好き。好きすぎて『少年愛文学選』を買った。

孤島の鬼/江戸川乱歩

ミステリーが嫌いで、幻想文学以外の江戸川乱歩には手を出していなかった私の初・長編探偵小説。体感一瞬ってくらい面白かった。食わず嫌いは本当に良くないと身に染みました。

殉教/三島由紀夫

これは短編小説。死んだことだけは覚えてるけど、他は記憶にない。

デクリネゾン/金原ひとみ

毎度おなじみ金原作品。どちらかと言えば好きなタイプの金原作品だったけど、特別好きにはならなかった。こういう家庭で育ってみたいとは思う。好奇心だけで言うけど。あといつもデク「リネ」ゾンなのか、デク「ネリ」ゾンなのか分からなくなる。横文字苦手なので……。

変身/カフカ

名作を買ってみたシリーズ。面白いんだかつまんないんだか分かんなかった。『人虎伝』的な面白さなのか……?という理解度。虎よりは虫の方がグロテスクで好き。

斜陽/太宰治

これを読んで太宰治にハマったので、これ以降も名前が出てきます。

「しくじった。惚れちゃった」

六章 上原の台詞

これが好きすぎる。上原はクズだし、かず子もネジが外れてるけど、この二人のシーンは凄く好き。ちょうど映画化されて、安藤政信さんが上原を演じているんだけど、死ぬ(思考停止)(限界)。だって似合いすぎるでしょう。

虚無への供物/中井英夫

日本三大奇書の2作品目(まだドグラマグラの下巻読めてない)。2冊使って結局何だったんだい、という感じだけど、続きが気になって特に下巻は爆速で読み終わった。最後まで奈々が出しゃばりでウザくて死にそうだったけど、最後の最後で少し許容できた。

ヴィヨンの妻/太宰治

太宰治にハマってその1。

「僕はね、キザのようですけど、死にたくて、仕様が無いんです。生れた時から、死ぬ事ばかり考えていたんだ。(後略)」

大谷の台詞

物語なら今のところ一番好き。この台詞を読んだとき、どタイプすぎて震えた。太宰治の死に対する価値観は、一番信頼できる。唐突に授業を受けてる最中、この台詞がフラッシュバックしてきて何故か泣いた。

津軽/太宰治

太宰治にハマってその2。最高。読めば読むほど、太宰治が可愛くて仕方なくなる。女が入れ込むのも分かる。男の弱さを見せるのが上手すぎる。

私はその、甚だいやしい事を、やつちやつた。

二章 蟹田

個人的沼ポイント。文豪がこんな言葉遣いするとは思わなんだ。気難しくて希死念慮に駆られた天才ってイメージだったけど、結構お茶目なのかもしれない。

さらば読者よ、命あらばまた他日。元気で行かう。絶望するな。では、失敬。

五章 西海岸

好きすぎて手帳にメモったし暗唱できる。

号泣する準備はできていた/江國香織

特段好きではないのにやたら読んでる作家ランキング第一位。周りに江國さんを好きな人が多すぎる。良さは分かるけど、あんまり刺さらない。私は江國さんを好きな人が好きなのかもしれない。

月魚/三浦しをん

この順番で読んでいたから、急にしっかりした起承転結の物語がきて、読み始めは本当に慣れなかった。あんまりに詳細に説明してくれるもんだから……。後日古本屋へ寄ったら、店主が電話口でここで読んだような商売事情を話していて、テンションが上がった。

痴人の愛/谷崎潤一郎

オススメされて読んだ初・谷崎作品。終始ナオミを殺してやりたくて堪らなかったし、周りの男にも一切同情の余地なし。これでマゾヒズムに目覚める才能は私にはないらしい(ヒント:久埜織人)。

ジキルとハイド/スティーヴンソン

今や二重人格の代名詞になった名作。でもこれを読むと、二重人格ってより黒魔術みたいな非科学的な話では……?肉体が物理的に変容してるやんけ。

今は一か月前からドストエフスキーの『地下室の手記』を読んでいる途中です(⁉)。最近は以前好きだったバンドに再燃して外出中は一生曲を聞いてるし、家の中ではhuluに加入したので一生何か観てる。折角小説研究のサークルに入会したのに意味ないね~~!

これ書いたの酒飲んだ午前4時なので、色々許してください。

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