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「これだ!と思った岡山・瀬戸内地域のこだわり農家さまに猛アタック」  ドライフルーツブランド王様のおやつ 目利き役 山田弓美の想い

2022年10月より「王様のおやつを支える人たちのこだわり&想い」などを半年間にわたってお伝えする連載企画がスタート。

王様のおやつ」は、岡山・瀬戸内地域のこだわり農家さまなどと提携し、無添加・半生食感のドライフルーツ商品を全国にお届けしているドライフルーツブランドです。運営母体は、障がい者の自立支援を目的とした協同組合「レインボー・カフェ・プロジェクト」。

今回は、当協同組合屈指の目利き役である山田弓美が、高品質なドライフルーツづくりにおいて、提携する農家さまをどのように厳選し、関係構築に取り組んでいるのか、事業の想いとともに語ります。


地産地消を大切に。地元のこだわり農家さまと提携し、極上のドライフルーツへ

写真左:太田農園さん(岡山市)は、国産・栽培期間中農薬不使用の「日本イチジク」を栽培 ~王様のおやつドライフルーツはこちら

王様のおやつのドライフルーツづくりにおいて、農家さまを厳選し、関係づくりに取り組むのがわたしの役目。狙ったものは外さない!という熱い気持ちで、これだ!と思ったこだわり農家さまに猛アタックしています。

まず、王様のおやつの提携先として重視するのは、地産地消。なかでも、おいしさにこだわりぬいている地元の岡山・瀬戸内地域の農家さまと提携し、フルーツを仕入れさせていただいています。

でも、そう簡単にいかないのも現実。こちらがぜひ仕入れさせてください!とお願いしても、すぐに首を縦に振ってくれるわけではない。それだけご自身の農作物への深いこだわりと愛情にあふれている農家さまなのです。

丁寧に、何度も説明に伺い、お互いに納得したうえでやっと、取引が成立。王様のおやつを心から応援してくださる大切なパートナー農家さまあってこそ、王様のおやつを販売できています。

ほかでは食べられない、こだわり農家さまとのコラボでつくる王様のおやつドライフルーツをぜひ、味わってみてくださいね。


フルーツ栽培を行う障がい者福祉事業所さまと提携し、自立支援に繋げたい

写真:望の丘ワークセンターさん(岡山県高梁市/就労継続支援B型事業所)は、幻の梨とも言われる希少な梨「かおり梨」を栽培。一度味わうと誰もが虜になるおいしさ ~王様のおやつドライフルーツはこちら

王様のおやつがとくに重視するのは、障がい者福祉事業所さまのフルーツを第一優先に仕入れさせていただいて、ドライフルーツ商品をつくり、販売すること。というのは、王様のおやつを運営する当協同組合の目的が障がい者の自立支援で、工賃向上につなげたいという想いがあるからです。

実は、障がい者福祉事業所でつくられるフルーツは、よいものが多いんですよね。そこまでこだわらなくてもいいじゃろ!って思うほど、手間暇を惜しまない。だからこそ、高品質なドライフルーツづくりにこだわる我々としても、ぜひ提携させていただきたいのです。

もちろん取引は公正に。値段を下げることなく、一般の流通で取引される金額で仕入れさせていただいたうえで、ドライフルーツに仕上げて販売しています。公正で持続可能なビジネスを行うためにも、商品単価はどうしても高くなってしまうのですが……その点は何卒ご理解いただけますと嬉しいです。


障がい者の可能性を引き出し、伝えたい

最後にわたし自身の想いを。

わたしが障がい者福祉の仕事に就いたのは、孫が自動車事故で障がい者となったのがきっかけです。

業界入りして初めて知ったのは、障がい者にはパワーがあること。想像以上にいろんなことができ、可能性にあふれていること。ぜんぜん弱者ではないと感じました。

障がい者といっても幅広く、ひとりひとり誰にも負けない特性や強みを持っています。まじめにコツコツとがんばれる人が多いです。

だからこそ、障がい者のつくり手の皆さんとだったら、お客さまにご満足いただける高品質な商品・サービスが提供できると自負しています。

まず、お客さまには商品そのもののよさを感じていただき、あとから、実は、障がい者とともにつくられた商品だったんだ、と知るような流れが理想。

もっともっと障がい者の力を見せていきたい。こんなにやってくれるんだ!って皆さんに知っていただきたいという想いで、これからもがんばります。

【山田弓美について】
・「王様のおやつ」の目利き役として、提携先を厳選・交渉などを担当
・障がい者自立支援協同組合レインボー・カフェ・プロジェクト 理事
・ほか、特定非営利活動法人まこと にて、障がい者就労支援事業運営や、企業・行政・障がい者就労継続支援事業所間の受発注調整を行う 共同受注窓口 倉敷 の事務局を担当

【無添加ドライフルーツ 王様のおやつ】
オンラインショップ(BASE)にてご購入いただけます。

インタビュー/執筆:柴田 惠津子



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