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支援ではなく創造です。


ぶっちゃけると・・・

BASEの活動を対外的に説明する際に、

「子育て・教育支援」とか 「学習支援」 っていう言葉を 
便宜上どうしても使ってますが、本当は、あまり使いたくないんです。

だって 私の活動って、誰かに対する「支援」じゃないもん。
思いっきり「自分のために」やってるから。。

それは、

「住みたい・暮らしたい地域は 自らの手でつくる」ものだ、という思いが根底にあるということです。

地域の子どもたちのために、学習支援やってます、とか
学力向上に貢献するためにやってます、とかじゃないのね。
(結果そうなったら嬉しいけどね✨)

私が、「親子で楽しく勉強できる環境」を地域につくりたいと思ったからやってるだけ。

私が、「親子で楽しくワクワク生きたい」と思ってるから、企画してるだけ。

そんなことを言ったら、

「公的な助成金を私的に使ってるのか?」と怒られそうですが 笑

もちろんそんなことはなく。 これはあくまでも内情的な話

実際の活動としては、そこは、しっかり「地域づくり」のために、ありがたく、
ありがたく、活用させていただいてます。

「自分が暮らしたい地域づくり」の活動として、
地域という「集合意識」に何かしら働きかけたその結果、
似たような思いの人が集まって、共振・共鳴が起きて、
「地域づくり」ができたらな、
必要としてる人に届いてほしいな、
素敵なシェアの風を起こしたいなと思っているんだ、ということです。

だから、BASEの呼びかけで集まってくださった仲間は、
BASEを見つけてくださった方は、
私にとっては、「支援対象者」とか、
「運営者」とか、そんなふうに分類されるんじゃなくて、
みんなフラットに参加者であり、みんな地域づくりの「共同創造主」なんです。

時々、「私も子どもたちのために、地域のために、何か活動がしたい」
と尊いお声かけをくださるかたがいらっしゃいます。

で、じっくりお話を伺うと、だいたい決まってこう返ってきます。

「普通の子どもじゃなくて、ひとり親世帯のお子さんとか、貧困世帯とか、そういった子どもたちを救いたいんです」「疲れているお母さんに、癒しを与えたい。」


非常にありがたいんですが、そのスタンスは
私の中で、じわじわとズレちゃうんです。。。

例えば、ある活動を一緒にやった際に、
「普通の子どもたち」や「疲れてない感じの元気で健康なママ」が集まると、
不満・不安そうにするし、
「困ってる人が集まらないと活動の意味がないのでは」
「活動の着地点や目的がわからなくなりました」

こんなことおっしゃったりするのよ。

私は、この時点で違和感バリバリなんですね。
(ごめんなさい。もちろん、善意には感謝です。)

そういう方は、「助ける」が目的でありゴールなんだろうから、
他にたくさんボランティア活動とか居場所活動とかあるから、
そっちへ行かれたらいいと思います。
(その方のことを、否定してるわけじゃないよ、もちろん!)

BASEは、そういう感じじゃないのです。
「施しの場」じゃなくて、
「創造の場」
なんです。

だから、集まった人によっては会の趣旨は、毎回変わります。
(「地域づくり」という大枠の柱はブレないけれど。)

普通かそうでないかとか、健康か不健康かとか、貧困か、金持ちか、とか
そんなの本当にどうでもいいんです。どっちでもいい。
(たとえばなにかサービスなどを行き届かせるために、便宜上、ある一定のラインや基準を設けるというのは、もちろん、あるとは思います。
例えば、行政上の何か支援とかであれば
課税所得がいくらなら補助額がいくらで、とかありますよね。
BASEは、そういう、何か基準にそったことを特に意識してないというだけです。)

また、これは私の経験から感じてるのですが、
その、「助けたい側」の人が描いている、「困ってる人」というのは
「私困ってます」と言って 自ら手を挙げて現れることは、ほぼ、ないんです。

「支援します」と差し伸べた手から、むしろ逃げたりします。
しんどいんだよ、そういうの・・・って。
声にならない声が、抑圧された何かが、
そこにはあるんです。

それを一切に差し置いて、
「理想の支援」を勝手に描いて、そこに自分の「助けたい」エゴを載せてるなんて、私からしたら、ムズムズする活動でしかないんです。(言葉を選ばずに少し乱暴に言ってしまったけども。。)

だから、やりません。というか、できない。

ただの普通のおばちゃんとして、地域の一角にいて、
自分がやりたいことをやって、毎日笑顔でいるだけの人です。

「自分達が暮らしたい地域づくり」をとことん追いかけていたら、
結果として、自分も周りも、たくさんの人が笑顔になっていた

そういう活動にしたいです。
BASEの目指すゴールは、そこです。

今ここがすべて。
「今、めっちゃ最高に最幸!」「何があっても大丈夫」を
生きてる限り、繰り返す。自分にも、まわりにも。

ただそれだけです。
だって、
すべては、思った通りにしかならないのだから。






いただいたサポートは、このnoteのおよび、私が代表をつとめる地域団体「食と農の学び舎BASE」の運営に充てさせていただきます♩