noteをはじめてみて

FBやnoteを始めて、自分自身のことや気持ち、考えなどを外に出し始めてから、


日常生活での自分の感覚に変化があった。


今日はそのことについて書こうと思う。


わたしは、1年前から法律事務所で事務員として勤めている。
わたし以外の方は勤続年数も長く、北海道出身の方ばかり。
法律知識もなく、東京から突然やってきたわたしは、さぞ異質な存在だろうと思っていた。


勤めて1年もたつのに、『わたしはよそ者』という壁を自ら築いてしまい、なかなかなじめずにいた。

いや、表面的にはうまくやれていたと思うけれど、実際は緊張がほどけずにいた。


この歳にして1番新米だし、引け目を感じ、
余計なことをすまい、と閉じこもっていた。

回された仕事が自分のキャパシティを超えても、
助けを求めることも出来ず、
(無理な仕事は他の人に回していいよ、と何度も言われていたのに)
39度の発熱をするほど体調を崩したり、

偏頭痛や肩こり、歯ぎしりが悪化することもあった。


プライベートな話も、聞かれれば答える程度で、自分から雑談に参加することもせず、日々黙々と仕事をするだけだった。

内心は、もっと打ち解けて、リラックスして楽しく仕事をしたいと思っていたのに。


どうしてそれが出来ずに、自分の殻に閉じこもっていたのだろう?と思い返すと、


・仕事できないと思われたくない
(体育会系の銀行で13年も勤めたプライドもあったし、トンチンカンなことを言って、笑われたら恥ずかしい)
・回された仕事を出来ないなんて恥ずかしい
→だから人に助けを求められない
・仕事を覚えることにいっぱいいっぱい
・一人前に仕事出来ないのに、雑談なんかしちゃダメ
・わたしは北海道の人じゃない、よそ者
・嫌われたくない

うーん、、、こうして書き出してみると、
思い込みが強いし、
一応社会人経験もあるからか、プライドが妙に大きくなっていて、失敗に対する恐怖心とか、出来ないことに対しての引け目感もすごい。

そう言えば、東京で勤めていた頃も、
中堅になってくると指導する立場だし、
『出来ない奴』って思われたくなくて
内心ビクビクしながら、無理して仕事していた。


『なんかサイボーグみたいだよね』
『いつも余裕でこなしててすごいよね』


なんて言われることもあったけど、
内心はボロボロだったし、見せてないだけで
出来てないこともたくさんあったし、相当無理していたなぁ、と思う。

自分のカッコ悪いところを見せたくない、
どう思われるか怖いから、
自分の気持ちや考え、好きなことすら、あまり人に言えない、提案とかも出来ない。

そんなわたしが、FBやnoteを始めた。

相当な勇気が必要だった。
でも、一歩を踏み出してみたら、怖いだけじゃなく、自分を表現できた爽快感、エネルギーが開放されていく感覚がすごく気持ち良かった。

その一歩を踏み出したら、職場でも自分を開放してみようかな、と思えるようになったのだ。 

もちろん内心バクバクだったけれど。

雑談に参加したり、自分のことを話したり、
自ら『これわたしがやりましょうか?』と働きかけたり。
職場で用意してくれているコーヒーや水を飲むことさえも、今までは遠慮していたけれど、ありがたく飲ませていただくことした。

そうしたら、少しずつ職場の空気に自分が溶けていくような、なじんていく感覚が生まれた。

今は仕事に行くのが楽しい。

それでもたまに、
『これ言ったら変かな?』
『でしゃばりかな?』
『図々しいかな?』
と、ぐるぐる考えているうちに、言えずにいることがある。


すると『言えば良かった、、、』と後悔して、
自分の開いていたエネルギーがどんどん縮こまって行くのを感じて、悲しくなった。


『自分』を出してもらえなくて、自分の中の何かが傷ついてる、と感じた。

言葉は、よく考えて口にすることも、もちろん大切だと思うけれど、

人からの評価を気にしすぎて
自分の素直な気持ちや考えを言わずにいると、
自分がこんなに傷つくんだ、、、と気づいた。


以前からそれを『違和感』としては感じていたけれど、その違和感が何なのか、
初めて言葉に出来たというか、
あぁ私傷ついているんだなぁっと感じたのだ。


それは、自分を出すことの心地よさを一度体験したからこそ、気づけたのだと思う。

今でも怖いと感じるけれど、
その恐怖心の中に埋もれることよりも、
自分が本当に喜ぶ選択をしたい、
だから自分を素直に表現していきたい、
と改めて思った。

 

わたしはわたしのために自分を開放してあげたいと思う。



だから、noteを書くことも、わたしにとってはとても大切なことだ。

これからも、
別にたいしたことじゃないからとか、
恥ずかしいし、、、
うまく書けないし、、、と手を止めずに、
ふと心に浮かんだこと、書きたいなと思ったことは、素直に楽しみながら書いていきたいと思う。


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