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ありがたい

ただいま、岡山、広島と旅をして、関西の彼の実家で一泊させて頂いてから東京へ帰っている途中です。
もう6月も後半となってきて、大変なことばっかりだったけど、意外にも静かに半年が過ぎたような気もする。半年間、どんな瞬間もぎゅっとしていたように思う。
今回の旅は、あまりにも空気が濃くて、なぜここで流れる時間は、濃縮されているように思えるのだろう。と何回も思った。

岡山に旅に出た理由は、色んな書類の手続きと大切な予定があったからで、ほとんどの時間、私はせかせかしていた。せかせかしていた間に、あっという間に予定は終わった。広島に旅に出た理由は、尊敬している人に会いたかったからなのだ。岡山から電車に乗って会いに行ったら、数時間前に大怪我をして入院になったそうで。
こんなにすごいことってあるだろうか、といつも思うんです。決してこれはポジティブに考えているのではないのです。
これがこの世の心理であることが、すごいと思うのです。今日1日ぶじに終わるかどうか、大切な人が今日も無事であるかどうか、だれにもわからない。
だからこそ、終わってみたら幸せしか残らない。
命という観点から見たら、それしかないのです。
人生というものは、いつだって悲しくて、苦しくて、楽しくて、そしてなによりも幸せなものなのにいつも気がつくのは遅い。
なくなったら消えるけれど、いつだってどの瞬間だって、両手に持ち切れないほどの宝がいつもある。これ以上の贅沢はない。そうだろう、きっと。
いつも帰るぞ、となると旅の終わりのなんとも言えない淋しさが襲ってくるのだが、今回は彼と一緒。バスも別々の席の予定が、本当に自分でもびっくりするほどのラッキー人間なおかげで、隣の席になって、寂しさもなく、温かさを持ったまま帰っています。生きてる限り、いつも目の前にあることを見てよう。

神様いつもあにがとねえ。

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