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You did your best!

帰国子女の友人と話している時に言われました。
日本語の「頑張れ!」が不思議だと。

英語なら
「You can do it!」
もう少し強くても
「Do your best!」
少しニュアンスが違う気がする、と。

仕事で辛い状況が続いていて、頭の中を「頑張らなきゃ」で埋め尽くしていた私は、目から鱗が落ちたように思いました。

さらに友人は続けます。

「だから私から言えば、〇〇はYou did your bestなんだよ」

涙がこぼれました。

頑張るという言葉に「自分の限界以上にやり切る」というニュアンスを感じ、そのイメージに縛られていたことに気づいたのです。

たしかに限界以上にやることで成し遂げられることもあるかもしれません。けれど、限界を感じたところで立ち止まったことを、頑張らなかったと思ってしまうのは本当に苦しいことです。

「ベストを尽くした」と自分を認められたら、少し肩の力が抜けたような気がしました。
同時に、あれが私のベストか…とちょっとがっかりした自分もいて、これが「頑張らなきゃ」の気持ちの正体だったのかなと思います。
でも、これでいい。私が私であることになんの変わりもありません。

きっと、たくさんの人の無意識の、時には限界以上の頑張りと、その積み重ねが、何気ない日常を作り上げているのだと思います。

そんな人たちに、

You did your best!

と言えるように。
自分にも、周りの人にも優しくなれるように生きていきたいと思っています。


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