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お互いのこと

ツインの彼と、付き合い始めてから、
出会ってからお互い、どんな風に
感じていたのか、今までどんな人生を
歩んできたのか、そんなことを
話し合っていました。

彼が、幼少期どんな子供だったのか、 
わたしが、人生の中で、どんな出来事が
今まであったのか、彼の初恋の話から
今までの恋愛、わたしの数少ない恋愛の話など、
数えきれないほどです。

このときの彼は、20代半ば、
わたしは30代後半でした。

わたしは、どんな彼の話でも、
聞きたいという気持ちがありました。
聞けることが嬉しくて。

この時は、夢を見ているようでした。
自分が大好きな人と、気持ちがお互いに
通じ合えている喜び。
どうしてこういう時間を、与えられて
いるんだろうって。

夫への罪悪感や子供たちへの、
後ろめたさはありましたが、その気持ちと
揺られながらも、この一瞬一瞬を
感じていたい、そう思っていました。

そして、ほんの2か月たった頃、
状況が一変しました。

8年間、待ちわびていた、まさかの
わたしの妊娠でした。

ずっと求めていた2人目のことが、
初めて頭から離れた、このタイミング
でした。

この時、今まで味わったことのない、
さまざまな感情を同時に味わいました。

・授かった喜び
・彼との関係性が続けられない
    という悲しみ
・夫への罪悪感
・家族への罪悪感
・自分への怒り
   (わたしは何をしてるんだろうという)

そんな、あらゆる気持ちが混ざり、
どうしていいかわかりませんでした。


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