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犬という人。

noteをずっと放置していました。2022年より自分を取り巻く環境がかなり変化して、錆びついた頭をより動かさないことにしていたのですが、自分の今の思いは今しかないし、これをどこかに書き留めておきたい気持ちがふつふつと湧いてきたので細々再開。

私は幼少期より転勤族だったので生き物を飼うという経験をして来なかった。メダカや金魚や亀を飼っても最終的に2-3年したら誰かにあげなければならず、飼い方も下手でお亡くなりになることの方が多かった。

今は近所にワンちゃんがおられるお家が複数ある。
最初は怖かった。
この人たち(ワンちゃんたち)話せないのよね、どうやってコミュニケーションとればいいのかわからない、めちゃ歯が尖ってる、咬まれたら痛いのかな、すごい吠えられるーーー何を伝えたいのかわからないーーー

でも毎日匂いを嗅がれたり、少し近づいてみたり、飼い主さんにどこを触ってもいいか聞いて撫でてみたりした。
ついにワンちゃんが覚えてくれた。
私を見かけると真っ直ぐに走ってきてくれた。
なんだこの幸福感。そして次第に撫でてくれるおばさんと認識されたのか私の前にちょこんと座り背中を向ける。
おいおい勘弁してくれ。可愛すぎる。
撫でているとこちらの癒され度が半端ない。
正直怖い部分もある。
けれどこの歳になって初めて撫でることをクリアした。
ワンちゃんありがとう。
そして何の世話もしてないのにその可愛さだけ享受してごめんなさい。飼い主さんありがとう。

犬は人ではない。
言葉のコミュニケーションが取れない分、
人と接する時とは違う部分が刺激される気がしている。まだこれから歳を重ねても新しいことを経験するということがあるのかもしれないというワクワクが待っている。

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