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好きじゃないその2:仏像

これは、好きじゃないというより「恐怖症」に近いと思います。
実際「仏像恐怖症」が存在すると知った時の安堵感と言ったら。

小さい時から、私だけだと思っていたので、嬉しかったです。
確か、最初に怯えたのは幼稚園の遠足で見た観音様、でした。

山の上に、にょきっと立っていらしたのですよ。確か三体並んで。
何とも言えない恐怖でした。泣くこともできなかった、と思う。

今でも不思議なことに、観音様が一番苦手なんですよね。
仁王像の方が怖い顔をしているのに、そういう問題じゃないようで。

小学生の時も、仲良しだった子の家がお寺の住職だったのですが、
遊びに行った時、そのお寺ででっかい仏像に遭遇し、固まりました。

以来大人になっても、仏像は直視できません。実物も写真も絵も。
偶像崇拝が激しい国には行けません。罰ゲームのようなものです。
人生の楽しみを、何分の一か失っている気さえしてきます。

何なんでしょうね、これは。心理学的に解明してもらえるのでしょうか。
そして、克服できるものなのでしょうか?知りたいです。

高校時代、世界史のの資料集にある世界の仏像たちがあまりに怖くて、
(ガンダーラ文化、という言葉だけでかなり背筋が凍ります)
紙を貼って隠していました。もちろん、世界史も選択できませんでした。

どうにか許容範囲は、今回アップしたこの写真のお地蔵様くらいまで。
前世で何かあったのか…とにかく、お寺に嫁がなくて良かったです。


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