ポートランド留学日記〜week 2〜
どうも、脱力です。
予想していた通り、ブログを書く時間がないほどにやらなければならないものが山積みになっていた一週間でした。
時間がないなんて本当に言い訳ですよね。だってyoutube見てるわけですから。まぁその時間も込みで時間がなかったんですけれど。
今週から授業が始まり、胸には不安と楽しみ、そして少しのめんどくささを抱えていました。
授業は基本的には週に二回で4単位。1日空けての授業が多い印象。
だから月曜日に受けたら水曜日にも授業が待っているわけだ。
私は非常に怠惰な人間でありますので、日本にいるときのように週に2回しか大学に行かないなんてことをしたらグランドキャニオンのそこまで堕落してしまう未来は見えているので、金曜日以外は毎日学校に行くような授業の組み方をしました。
僕的には月曜日にでて水曜日までにやらなければならない課題が結構きつい。
そういう課題は基本読むだけとかアメリカ人にとってはわりかしイージーなのかもしれないけれど、やはり読むだけでもしんどいものがある。
一方で週末を挟む方の課題はディスカッションスレッドに投稿したりするもので結構練って考える必要があるので、まぁやりがいもあるから楽しんでできる。
まぁ結構膨大な量の課題が出る。かなり厳しい。
あとはやはり僕が選択している授業は文学系のものが多いため必然的に読むものが多くなる。最恐の永久機関が出来上がるわけだ。
さらに授業は基本早くて何言っているかわからないし、何を聞かれているのかもわからない。
心が折れかけていた僕は先生に顔を覚えてもらって単位はお情けでもらうよ作戦を発動するべく、教授のもとに毎授業終わるたびに向かっております。
すると、授業変えた方がいいんじゃない?と優しく提案してくれる教授が現れまして、なんかよくわかんないけど、専門の人とつないでくれて、見事授業のレベルを落とすことに成功しました。
無事。
ではなかった。
普通に変えた授業先でも2割しかわからなかったものが4割に変わったくらいなんでほぼ意味ねーんじゃねぇか、これ。
まぁ、もうなんでもいいや。
僕が疲れて部屋に帰るとルームメートにも心配されました。ごめんぬ。
気がついたらこんなでっかいピザを頼んでくれました。
でけーわ。
二十歳のルームメイトに励まされ、奢ってもらう23歳です。
これは今タームの寮費とかの支払い額なんですけど、
これもまた今週めちゃめちゃで、これもともと先週の時点では12000ドルもあったんですよ。意味わからんすぎた。そんな金用意してません。
私は交換留学生なので学費は納めなくて良いのですが、学費丸々請求されておりました。これも確認すごい大変だった。もうこんなことばっかりだから詳しくは書きませんが。間違えないでよ、ほんと。
と言うかアメリカはめちゃめちゃ学費が高い。私が行っているのは州立大学なのですが、年間400万程度の学費と別で寮費、生活費、食費などがかかる。日本で言うところの私立理系くらいは軽くかかる。スギョイ。
でも、やっぱり町としては基本良い街で古着屋さんとかも多くあります。
なんかすごい自分の写真を上げるのは恥ずかしいのですが、この赤いスタジャン。スカジャン?どっちが正しいのか知らんけど。
古着屋でなんと16ドル。意味わからん。むっちゃあったかいので良い買い物でした。
あとこないだ知ったんですけど、アメリカの街にはめちゃくちゃ観光客殺しのトラップがあるんですよ。
ポートランドはとても街にゴミ箱が多くて、すごい助かるなーと思っていたんですよね。
お洒落なゴミ箱。
ほんで、こちらはポスト。
んなもんわかるかーーーー。
全然ゴミ箱だと思ってたわ。
まじでアメリカに来る際は皆さんも気をつけてくださいね。
あと土曜日には2回目のファーマーズマーケットに。
こんな何の芸もない白が塗りたくられたパンも意外と美味かった。本当にここはドーナツだったり、甘いものがすごい。
どこかしこに置いてあるカラフルなパンの上には大体小指ぶんくらいの甘いなんかが塗りたくられています。
だからかわからないけれど、コーヒー屋さんもとても多い。
鶏が先が卵が先かわからんけども。
美味しいコーヒー屋さんも今度紹介できたらいいな。
で、本日日曜日はバスで30分ほどのところにあるUwajimayaという日本スーパーみたいなとこに行きました。
中は言ってみればコストコみたいなもん。
日本っぽいものが全力で日本顔して並んでる。
絶妙に日本じゃない。絶妙にアメリカなのがこの国の詰めの甘いところ。お国柄って感じですね。
今週の私はこんな感じで、特に代わり映えのない日常を過ごしております。
書くことがなくなったら、番外編でビザ取得編なんかも書こうかなと思っているので、飽きずに読んでみてくだせぇ。
私は終わらぬ課題へまた帰らねばなりません。
いやです。
今読んでいるのはヘンリージェイムスの『デイジーミラー』という小説です。確か岩波で文庫になってるので気になる方はぜひ。
軽くあらすじを書いておきますね。
舞台は英国(だった気がする)、とある青年がいて、ひょんなことからむっちゃ綺麗なねえちゃんと知り合います。
ただ時代背景的に女性がみだらに婚約者以外の人と出かけたりすることを良しとしないみたいで、この女性はとても青年とどこかに行きたがります。
それを青年のおばはよく思いません。そんなふたりの物語です。
みたいな感じ。
果たしてこの女性はただのみだらな女性なのか、それとも時代の最先端を駆け抜けていくジャンヌダルクなのだろうか。
まぁどの時代でもどこの地域でも少数派は弾圧されるってことですね。
気になる方は是非書店へ。
ヘンリージェイムス自体はとても有名な作家なので、気に入れば他の作品も読んでみてください。
そういえば、今日はサイレンがならないな。
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