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映画と母と私

諸君 私は映画が好きだ。

昔から母が言っていた。
「ターミネーターを見ないと大人になれない」

十年数経った今でも未だに「大人になれない」という意味がよく分からない。ターミネーターは面白い。これだけはわかる。サラ・コナーの骨を折りに来るスタイルは大好きだ。

私が映画をよく見るようになったのはこの母の影響である。母は何かと私に「ダイ・ハード」(ちなみに我が家のクリスマス映画は「ホームアローン」でも「クリスマス・キャロル」でもないブルース・ウィリスの「ダイ・ハード」である)や「スターウォーズ」「ロード・オブ・ザ・リング」「マトリックス」「マッドマックス」「ミッションインポッシブル」「ハリーポッター」「エイリアン」「プレデター」ジャッキーチェン、アーノルド・シュワルツェネッガー、シルベスタ・スタローン、ブルース・ウィリス、ウィル・スミス、トム・クルーズetc..あたりのいわゆる流行りの映画を見せてきた。おかげでこの有様です(立派な映画オタク)

母曰くアクション映画には「火薬と銃撃戦と筋肉があればそれでいい」って言うんだけどマイケル・ベイの血が流れてるのかな?私が映画を見てきたよ~~~と言えばすぐ「火薬の量は?」とか聞いてくるんだけどやっぱりマイケル・ベイなのかな?でもその意見はすごくわかる。家の小さなテレビ画面では体験できないものが映画館には存在する。鼓膜を震わす爆発、未確認生物とのバトル、筋肉のぶつかり合い、殺るか殺られるかの銃撃戦。どれも日常では体験できないものばかりだ。母はアクション映画とアクションスターが大好きで、そういうわけで自然と私もそういう傾向になった。母と私は生きている時間が違うので当たり前なのだが私が知っているトム・クルーズと母の知るトム・クルーズは全然違くて、昔の彼の作品や演技をプレゼンされたりするのが嬉しくてついつい聞いてしまう。楽しいよね、そういうの。世代が違うと何もかも違う。代わりに私はトム・ハーディのプレゼンをした。トムつながりでね。

「エクスペンダブルズ」の話をしよう。これは母の大のお気に入りの映画だ。シルベスタ・スタローンを筆頭に往年のアクション映画のスター達が集結した爆発と筋肉と銃撃戦のパレードのような映画だ。鑑賞後に母が「生きててよかった」と零した。子育ても一段落して日々にメリハリが無くて鬱っぽくなっていた母に楽しいことができて私は嬉しくて嬉しくて思わずシルベスタ・スタローンに向かって敬礼をした。しかも2作、3作と作ってくれてその合間にも「ワイルドスピード」の新作、ステイサムの話題作も増え、母が生き生きとしてきて本当に嬉しかった。ありがとう、ステイサム。ありがとう、アーノルド・シュワルツェネッガー。時間ができたからか、私より映画に詳しくなっていく母は一体どこへ向かうのか···年齢関係なく楽しめる映画っていいよな。そんな母の初デートの映画は「13日の金曜日」だったそうです。なぜそれを選んだ。

「STARWARS 4 新たなる希望」
この映画はおそらく母と私にとって1番大事な映画だと思う。なぜならこの映画を初めて映画館で見た母がこれをきっかけに映画を愛するようになったから。田舎にやっとできた映画館に父(祖父)と出かけて「STARWARS」を見たのが1番印象に残っていると話していた。母の父は早くに亡くなったので私はどんな祖父なのか分からないんだけど感謝した。母に映画館で「STARWARS」を見せてくれてありがとう。「STARWARS」は映画として当時の常識を変えたほどの影響があったのかなと思う。宇宙の彼方で繰り広げられる鮮やかな世界に魅了された幼い母はどんな気持ちだったのかなと思うとロマンを感じてしまう。私が初めて映画館で見た映画はクレヨンしんちゃんかドラえもんとかだった気がするけど、初めて映画館で見た映画が「STARWARS」っていいなぁ。魔法の世界に見えたのかもしれない。そう思うと私の映画好きは記憶に無い祖父のおかげなのかもしれない。ありがとうルークスカイウォーカー、ありがとう祖父。去年「STARWARS」が完結したけど祖父も見たかっただろうな。ちなみに私はオビ=ワン・ケノービのドラマを見るまで死ぬ予定はない。

「STARWARS ep9」の個人的感想はこちら

ハン・ソロの血が騒ぎだしたベン・ソロがハン・ソロのように軽装でブラスター片手に愛する者を助けるのに駆けつけたのがレイアを助けるハン・ソロみたいで熱かった……俺達がみてきたスターウォーズのバトルの中で幾度となくみてきたハン・ソロの戦う姿そっくりじゃないですか

カイロレンが改心するプロセスがあっさりしてたのは尺の都合かなと思うんですよね これがゲーム・オブ・スローンズだったらリークがシオンに戻るぐらいの尺が必要ですよ 何シーズン使うんですか レイアとハンの言葉で改心するのはやっぱり捨てきれなかった心がずっとあったんですね 前作でルークに殺されかけたから堕ちたっていうのもちょっと弱いなとは思うんですよね 七王国だったら生きていけないです 両親が多忙でかまって貰えずにいたベンくん 悲しいなぁ なんだかんだ言ってベンくんには黄金の風が吹いているので レイの為に懸命に戦ったレンくん かっこよかった

アナキンが出来なかった愛するものを救うということをやってのけたベン・ソロはこれで敬愛するベイダー卿を越えたってことでいいのでしょうか わかってたけどカイロレンくんが死んでしまったの寂しいな 永遠の厨二病仲間として勝手に仲間意識もってたよ 数年間楽しませてくれてありがとう ベンソロになってからのアダム・ドライバーの演技力すごすぎですよ なんですか?ベン・ソロ、お父さんの血筋が騒いでファルコンの操縦してほしかったな!

レン騎士団とバトルするベン・ソロにライトセーバーを手渡すレイの描写も激アツで週刊少年ジャンプかと思いました。


ラスボスがパルパティーンだったら前作でもう少し匂わせとけよ!とちょっと思ったけど脚本はなんかギリギリで書いてたらしいしな……レイのライトセーバーの捌き方がパルパティーンに似てるって言われてもわからんわ~すみません 結局パルパティーンかよ!ってオチ それep1~3でみた 焼き直しですか? もっとパワーアップしててもいいのに強そうな感じもなかった パルパティーンもっとやれるだろ ライトセーバーなんて捨ててかかってこいよ

どうでもいいけど
レン騎士団て結局なんだったんですか?
十本刀とか護廷十三隊とかそういうノリ?

レンくんの「俺の部屋にいる!」のセリフで笑ってしまった ごめんな プライベートだよな 女の子が自分の部屋にいたら隠すものも隠せないもんな

ポー・ダメロン フィンへの→矢印強くて笑った なんなの 銀河の彼氏

レイア姫 寂しいな キャリー・フィッシャーに完結見届けてもらいたかったね

俺達のハックス将軍

最高だったな なんだあの週刊少年ジャンプは??「裏切り者はわたしだ!」5億点あげたい お前いつから裏切ってたんだ もしやラストジェダイからか? カイロレンの負ける顔が見たい わかる お前 友達になろうぜ
ずっと小物臭プンプンさせててそれが爆発したな 激アツなセリフ吐いたあと再登場してすぐ退場するあたり 小物ですよ 面白すぎる 理想の退場だった 1000ガリオンあげちゃう マクレガーさんもこのぐらいやる気出してくれ ドーナル・グリーソンまたまた好きになっちゃうな どんどん好きになっちゃう ピーターラビット2楽しみだよ ハックス将軍 ブラスター撃ったら反動で飛んで行っちゃうとか ウィーズリーってあだ名つけて呼びたいとか言ってごめんな ドーナル・グリーソンありがとう スターウォーズに出てくれてありがとう 最高です

色んなジェダイマスターの声が聞こえたけどわたしの心にはローグワンのみんなの声も聞こえたからな

これでスターウォーズも終わりだと思うと寂しいです きれいに終わったかなとは思います

「エイリアン」「プレデター」
これも母の大好きな映画だ。最近公開した「エイリアン コヴェナント」もいたく気に入っており何かにつけてコヴェナントとリドリー・スコットを勧めてくる。なぜなら私はまだコヴェナントを見ていないからだ。プレデターは自分の傷を自分で治すから偉い、あんたは自分の傷ぐらい自分でやれと言われたこともあったなぁと思いつつ、プレデターのあれは荒療治やないか!と不満を感じた。しかも痛がってるし…「エイリアン」もいいけど私は「パラサイト」をオススメする。今公開してるやつじゃないよ!イライジャ・ウッドとかジョシュ・ハートネットが出てる王道のエイリアンもの青春映画。誰がエイリアンなのかわからないところが面白い。良作なので未見の方は是非。

「ゾンビ映画」
ゾンビの種類を把握するほど見ているくせに頑なに「ウォーキングデッド」を見てくれない母。おそらくハマると怖いからかもしれない。母の職場にいるウォーキングデッドを愛しすぎている男性が猛烈にプレゼンをしているらしい。頑張って欲しい。ちなみに彼は息子のバットに「ルシール」と名付け、休日は朝から晩までウォーキングデッド。最新話まで見終えたらまた最初から見返しているらしい。もはや病気。「ダリル」という単語を出すだけで大騒ぎするらしい。愉快な人が職場にいると面白いね。映画ネタがわかると嫌な労働も少しだけ好きになれそう。でもルシールは無いわ(笑)

「ターミネーター」を見ないと大人になれない。母が言っていた。劇中で少年と殺戮マシーンの友情がわかるようになると世界は面白いのかもしれない。そして火薬の量は大事だ。ありがとうマイケル・ベイ。

これからも母と一緒に大好きな映画を映画館に見に行けたらいいな。エクスペンダブルズ新作待ってるからな!!

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