#4 休職することになりました

とても急に休職が決まりました。

理由は
⋆ひどい倦怠感が続いたこと
⋆ベッドから動くことすらつらかったこと
⋆食欲がなくご飯が食べられなかったこと


などありますが、

⋆電車に乗れなくなった
⋆仕事中に手が震えて動悸がするようになった
⋆勤務の時間的拘束に耐えられなくなった


ということが大きいです。

診断されていた不安障害の症状が悪化して日常生活を送ることが困難になり、休職するにいたりました。

休職することになってから現在までの経緯を書き記していこうと思います。


急な不安感

ある出勤日、いつも通りに勤務をしていました。
その日は18時に仕事あがりの予定だったのですが、ふと16時頃に「あと2時間も職場にいなきゃいけないのか」と気づいたのです。

すると、そこから急に職場に居続けなければならないことに強い不安を感じました。
立っていることがしんどくなって、呼吸は荒くなり、体は冷え、動悸がして、視点が定まらない。
パソコンを使って行う仕事なのですが、手が震えて文字も打てない。
今思えばパニック状態に近かったんだと思います。

ただ、なんでこういうことになっているかわからない。
いつも通りの慣れた仕事で、仕事量が多かったわけではなかったからです。

先輩に手伝ってもらおうにも運の悪いことに先輩も仕事が立て込んでおり、私が何とかするしかなかったので、震えた手でまともな思考もできないまま何とか自分の仕事を仕上げました。

その日は何とか電車に乗って自分の家に帰りました。


ひとりベッドで過ごす10日間

その日からひどい倦怠感で動けなくなりました。

何をするにもやる気が起きない。

生きるためにご飯を食べようとは思うけど食欲がわかないし、何を食べていいのか分からない、食べるものを決定できない。

徒歩5分のスーパーに行くことすらやっと。

食料を買ってきたはいいけど倦怠感でご飯を作れない。
作っても胃が受け付けなくて食べられない。

お風呂に入ろうにも着替えを用意するのが億劫。

お風呂に入るって一言で言うけど、着替えを用意して、服を脱いで、シャンプーとトリートメントをして、体を洗って、頭と体を拭いて、新しい服に着替えて、ドライヤーをする。

お風呂に入るにもこんなに工程があったんだと驚きました。

そんな10日間だったのでもちろん外出ができません。

ほとんどの時間をベッドで過ごしました。

ここから動けなくなったらどうしよう、と毎日怖かったです。

仕事に行ける状態じゃないのでひとまずお休みをいただいて療養中です。

普通に生きることがこんなに疲れることなんて想像もしなかったです。


無理やり行った病院

そんな10日間を過ごした頃に会社から、病院へ行けとお達しがありました。

会社の為にも私の為にも、電車に乗れないことは承知していてくれたけれどなんとかして受診をしておいで、と。

私もこのままの状態は嫌だったので何とか病院へ行くことを決意しました。
困ったのは病院までの移動手段です。
タクシー、徒歩、レンタカー、電車。
悩みに悩んだ末、何とか電車に飛び乗ることができました。

しかし案の定心臓はバクバクして手は震えて呼吸は荒く、辛い状態になってしまったものの何とか病院までたどり着きました。

そこで「仕事ができる状態じゃないから休職するように」との診断をうけたのです。
診断名は不安障害パニック障害でした。

会社にその旨を伝えたところ、次の日から休職になりました。

急に決まった休職に戸惑う気持ちもありつつ、休める安堵感もありました。

休めるうちは休んでおきな、との先輩方のありがたい言葉もあり、しっかり休ませてもらっています。

不調は急にくるものだけれど、ここまで急だと思いませんでした。

元々調子は良くなかったので今回も同じ感じだろうと思っていたら、一気に電車に乗れないほどになりました。

誰でもなりうる精神疾患のひとつであるパニック障害

日常生活が困難になることや身体的不調から鬱を併発することも少なくないそうです。

私はこれからこのパニック障害と向き合っていきます。


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