今日も続く怒り　2023年6月8日

父への怒りは
ずっと続いている。

薬 飲み忘れてる
病院に行く日だよ
と言うと

お前に言われたくないと
怒鳴られ。

認知症で
運転免許証の更新ができなかったけれど
車の運転をしようとし。
とめると

どうしようもない女だ
出てけと言われ。

そんなことを言われて
平然ではいられず
口論となることも

俺は無縁仏でいい
俺をのことはほかっておけ
首吊ってやるぞ

興奮のなかで
言われることもあり。

その頃に比べると
落ち着きはしたが。

そんな日々の積み重ねで
父への怒りは
いまだにおさまっていない。

認知症になると
性格が変わってしまい
家族の間にも亀裂がはいってしまうことも
あるのだそう

相手が
病気とわかっていても
だからといって
穏やかにいられるわけではない。

ただ怒りというのは
相手への期待があると思う

いまだに

父が素直に
薬を飲んでくれる
病院に行ってくれる

人並みのことをしてくれる

そんなことを
どこかで期待している

認知症で
もうそんなことは
きっとないのに。

どこかで諦めることができれば
父への怒りというのは
おさまっていくのだろうか
最近思うようになったのでした。