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社会人としての教訓

10年以上も前の話しですが、
入社してから1年経ち
「勝手に」仕事に慣れたと「勘違い」し
調子に乗りまくって叱られまくった1年間
その時のことを忘れないようにと
メールを保存していました
自分への戒めとして公開します(笑)

入社して丁度1年経った4月
可愛がってくれていた先輩から、、、

お疲れ様です。
先日セキュリティ室より連絡がありましたので報告しておきます。
連絡の内容は、ライ君の使用しているPCからインターネットへのアクセスが頻繁に行われているとの内容でした。
ネットにアクセスした履歴は全てセキュリティ室で監視されており、過度な閲覧で目に余るようであれば経営管理部を経由して上司から本人に厳重注意があるようです。
私の知人(セキュリティ室)でも監視できるため、対象者としてピックアップされる前に注意した方がいいとの事でした。
ライ君が使用しているPCはネットへのアクセス数がかなり上位にランキングされているようですので、注意してください。
多少の閲覧は問題ないと思いますが、過度の閲覧はしないようにして下さい。
ちなみに、ライ君だけに限らない事ですが、閲覧したサイトのアドレス等を見てセキュリティ室が怪しいと思ったサイトは、閲覧して内容を確認しているようです。
ご注意を!!

当時、言われたことだけパッパとやって、空いた時間でネット小説を読み漁っていました(就業時間中に)笑
超調子乗ってましたね
先輩が気を利かせて注意してくれたのに、その後もまたやらかします(後述)

それから1ヶ月経って
直属の上司への報連相が足らず、、、

先ほど人事部に呼ばれて、ライさんがソフトボール大会(労働組合主催)の応援(運営)をしている時間については残業をつけてください、とのことでした。
大体、他の方達は19:30から20:00頃に帰ってきているようなので、そのあたりの時間になるのでしょうか。
いったん会社へ入っているのでしたら退社時間を、グランドから帰宅しているのであればその時間を、退社時間として残業に計上してください。

また、ソフトボール大会の具体的な応援のスケジュールを、ライさんから私は聞いていません。
自分の仕事との調整も必要になってくることなので、今後は連絡してください。
また、何時ころまでかかっているなどの報告もしてください。
しんどい目をしているのはライさん本人ですが、周囲の人も無関係ではありませんから、今後は予定と報告は必ずするようにしてください。
このことは社会人としては当たり前のことで、今のうちに習慣づけておかないと将来後悔することになります。
この件についても人事部から指摘されましたので、念のため。

当たり前過ぎて何も言えませんね
今更ながら穴があったら入りたい、、、

それから半年が経っても慢心は治らず
チェックを怠っていたことが上司に発見され、、、

ライさんが帰社したあと、AさんとBさんがチェックをしていて、ライさんの退職金計算に誤りがあることに気がつき、連絡してきました。
5日後の説明会までに訂正し、説明会用封筒にいれておくこと。
説明会当日に誤りがわかると、説明会が混乱します。
退職者は会社に対して不信感をもちます。あってはならないことです。
わからないことは確認し、自分がやったことは責任をもって必ずチェックしてください。
今、人に聞くことは全然はずかしいことではありません。
年数が経つほど、聞きにくくなるし、人は今更何を?と思います。
指示待ちではなく、自分で積極的に仕事に取り組んでください。
今のライさんは学ぶことはたくさんあります。

、、、慢心以外のなにものでもありませんね
こんなに怒られていても当時は全く心に響いていなかったことがこれから分かります(後述)

慢心治らずネットばかり、、、

お疲れさまです。
再度の注意になりますが、ネット閲覧の忠告がきています。
今回は事業所(当時3千人程在籍)で10位以内入賞というポイント獲得圏内にランキングされています。
本社メンバーも多少はネットを見たりしているので「見るな」とは言いませんがネットの閲覧回数を多少控えるようにしてください。
せめて20位以上にランキングされる位にしてください。
それとネットを見る時は、周りの目も気にしてください。
ネットばかり見てると業務をしていないと思われるかもしれません。
見る時は業務用システムや他のソフトと一緒に画面を立ち上げたり、ブラウザを変更するなどしていろいろと工夫してみてください。
勤務中に見るなら程々に、そして見られないようにうまくやってください。
じゃ、よろしく。
※昼休みは堂々と見ても大丈夫です。

仕事はしない、空気も読まない、所謂困ったちゃんですね
今、それをしている人を見てるとイライラしますね
少しは成長できたのかな?若気の至りです、、、

空気を読まなさ過ぎて取引先を激怒させる、、、

以下、メールのやり取りです

取引先より、1月20日の16:54「高年齢給付他公的書類の手続き遅延について」

ライ 様

主題書類については、弊社担当より再三に渉り貴殿宛て手続きについて督促していると思います。
本日午後の社内メールまで待ちましたが当該資料が当社まで届いておりません。

・高年齢給付については、給料と同義ですのでこの受給が遅れることは、給料を遅配することと同じです。
 給与担当部署として、遅配はあってはならないことで、従業員の給与担当部署に対する信頼も大幅に損なわれることになり、ひいては種々の通常業務にまで差し障りが生じることとなります。
 貴殿にとっては、たかが書類一つぐらいと思われるかも知れませんが、従業員にすれば待ちかねている書類となっています。
・退職者書類については、離職票・雇用保険喪失届けについては退職事由発生後速やかに職安へ提出するものであると思いますが、A氏は12/31、B氏に至っては12/5に退職となっていますが、既に数週間経つもののまだ、書類が送られてきません。
・60歳到達時賃金証明書も同様にC氏・D氏分が送られて参りません。

以上、どれも公的機関との重要な書類の手続きです。給与担当者としては、迅速に処理する必要があります。
社内手続き上、従業員にいろいろ言い訳をするにも限度がありますし、従業員からも頻繁に督促があります。
また、貴殿の手続き遅延により業務が滞り、余分な時間が掛かり、コストが増大しています。

この手続きの遅れが、のちに当該者にとって不利益となる様な事となった場合、どのように責任を取られますか。
当然受けられる権利を侵害しますし、金銭の授受もありますので重大なトラブルに発展することもあり得ます。

(訴訟沙汰とか職安からの注意などは避けたいので・・・)

以上について、再発防止策を早急に立てられ、経緯説明と併せ提示下さい。
取引先へ、1月21日の11:00

いつもお世話になっております。
給与グループのライです。

受け取った書類は速やかに処理し先々週に職安へ提出しました。
ですが書類の量が多くその日は職安に預かってもらいました。

先週に職安へ行くつもりでしたが、先週はインフルエンザにかかってしまい出社すら出来ませんでした。
昨日今日は休んだ1週間の事後処理が多く職安に行く機会がありませんでした。
本日職安に行き書類の問い合わせをしましたが、未だに処理がされていない状態でした。
職安の方が失念していたそうです。

本日中に処理されるそうなので夕方頃に再び職安に行き書類を受け取り早急に社内メールいたします。

報告が遅れてしまい誠に申し訳ありませんがよろしくお願いします。
取引先より、1月22日の8:35

ライ 様

お世話になります。
昨日は、休暇でしたので失礼しました。

さて、首題についてライさんがインフルエンザで出社出来ていない状況は確認しました。
ですが、これらについて直属の上司には相談され指示を受けていますか。 
会社としての回答なのかライさんだけの回答なのか。メールの宛先が小生だけのようなのですが・・・。

また、高年齢給付については、そもそも偶数月に申請し、その月に給付金を受領する趣旨のはず。
その資料を今月に入ってから職安へ提出するのも間違いではないでしょうか。 
さらに、こちらから「遅い」と連絡してあるにもかかわらず、早急に受け取り「社内メールで送信」 
おかしくないでしょうか。「遅い」と連絡があれば普通であれば受け取り次第持参すべきものと考えますが。

また、こういった重要事項に限らず懸案事項があれば社内に於いて報告・連絡・相談されていますか。

当方としては、貴殿に給与のプロとしてしっかりしていただかないと困るからこのように指摘しています。 
この点も踏まえ、再度社内で協議され連絡いただけるよう御願いします。

この期に及んで「まだ逃げられる。病欠だったんだから自分に責はない」と考えていました
メールの文面、送り方についてもそのことが見透かせますね

怒られ続けた1年間、その後、、、

結局、入社2年目の1年間は慢心し続け、怒られ続けました
こんなに怒られ、叱られたにも関わらず、自身の心には「一切」響いていませんでした
「一切」です、大事なことなので2回言いました
それは今でもハッキリ覚えてます
人にもよるんでしょうが、だからこそダメな新人・後輩・部下に叱責し続けても勤務態度やモチベーションが変わることはないのでは?と考えてしまいます
まさに自分がそうでしたので

自分の中のスイッチ(仕事に対する気持ち)が切り替わった瞬間、それは、、、

当時付き合っていた(人生初めての)彼女と別れたことでした(笑)
彼女のせいではなく、考えてみたら自分が慢心し始めたのは入社2年目の開始からで、1年間付き合った彼女との期間との整合性が適合します
つまり、恋愛に溺れて、周りが見えなくなってたってことですね(笑)
まぁ、それだけの問題ではないとおもいますが
周りの友達からも「(当時の)彼女とは別れた方が良い」という忠告をしてくれていたのに、「一切」聞き入れず「結婚する」と豪語しまくっていました
あ~、恥ずかしい、、、しかし、持つべきものは友達ですね
その友達達に嫁様を紹介したときは「この人と結婚した方が良いよ」と全員に言われました(笑)
紹介した友達「全員」にです、大事なことなので2回言いました
話しが脱線しましたが、初めて彼女と別れたときに「俺は仕事に生きる」と一気にスイッチが切り替わり、その後は慢心せず、初めて出来た後輩にもちゃんと指導できるような立場にもなりました
それから気持ちを切り替えた3年目、その1年間の評価が良くなり、本社への転勤(ある意味栄転?)に呼ばれ、今の嫁様に会いました
嫁様や子供たち家族のおかげもあり、以降も慢心せず、自分の人生を邁進しています

人生、何がキッカケで変わるかは、本人にも分からない

言いたいことは沢山あります
でも、世の中、何が起こるかなんて誰にも分かりません
変わらないものはないし、変えられないものはないと思ってます
だからこそ、変化を恐れてはいけない
世の中はドンドン変わっていくのだから、いつまでも同じところに立ち止まっているのはとても勿体ない
一度きりの人生、良いも悪いも楽しまないと損でしょう

私の心に深く刻み込まれている名言

「おもしろき こともなく世を おもしろく」
高杉晋作 辞世の句

長文拝読ありがとうございました

最後の締めくくりがタイトルと全く関係ない話しになってしまっていますね
私の記述力がとっても未熟で申し訳ございません
要は、仕事でも学校でも、怒られたり叱られたり、楽しいことばかりではないけれど、だからこそ心の持ち方を「自分で」変えて、楽しんで全力で生きていこうよ
って言いたかったのです
世の中は変わるけど、自分の力では変えられない
自分の周りの世界を変えられるのは自分だけ
と言いたいのです、以上
ここまで読んでくださった方々、本当にご拝読誠にありがとうございました

m(_ _)m

最後に広告ですw

私が嫁様と一緒に家族で楽しんでいる様子をご覧ください(笑)


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